28 隣争奪戦2 ページ28
部室へ入ると、赤也がなにかゴソゴソと漁っている
『赤也おはよう。わざわざ部室で用ってなに?』
後ろから声をかける。
赤也は私に気づくとパッと笑顔になっておはようございます!とこちらへ駆け寄った。
赤「いやぁ、Aさんホテル生活で洋服が足りないって言ってたんで、俺の古着でよければと思って部室に持ってきてたんっス!」
はい、と手渡されたビニール袋には畳まれずぐちゃぐちゃと丸められた洋服が何枚か入っていた。
『(え、きたな)あ、あぁ!覚えててくれたんだ。そんなわざわざありがとうね、頂きます』
赤「成長期前のだからサイズも多分合うと思うんで!」
わざわざ私のために家から出してくれたのかな。
そんな赤也の厚意を無下にはできないので、素直に受け取った。
服がないのは事実だったので正直助かる。
『うん、大切に着させてもらうね!』
赤「あっははいいっスよ、俺も使わない服だったし。ま、行きましょ!」
そのまま2人で学校前に停められたバスへ向かった。
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キャメル(プロフ) - こかさいだーさん» 読んでくださってありがとうございます!!自分の願望を書いてみたら同じ仲間が見つかって私自身も嬉しいです…!鬼更新めざすのでぜひ読んでいただけたらと思います!よろしくお願いします^_^ (2022年9月16日 12時) (レス) id: 0837b0830d (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - 立海中心の逆ハーとか私得すぎてもうほんとにありがとうございます・・・((神作に出会えた事に感謝です!!更新応援しています! (2022年9月16日 2時) (レス) id: 5463478506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:研究員 | 作成日時:2022年9月10日 0時