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しばらくして自力で抜け出したらしい翔馬が合流した。
それと入れ替わるように、私が休憩。
楽しいけど、そんなずっと遊んでられない。
体力落ちたなあ...
そこから、ぼーーっと、みんなを見る。大きい海の真ん中で反射する光に負けないくらいキラキラしてる。
こういうのを青春っていうんだろうな...
そんなみんなとの一瞬を切り取りたくて、携帯のカメラのシャッターを切った。
しばらくカメラを回していると、その輪から離れて、こちらに来る影が１つ。
『あれ、どーしたの?』
｢足に日焼け止め塗るの忘れたああーー」
『え、今さら?』
｢うん。」
なんか文句ある?と言ってるような表情で、鞄から日焼け止めを取り出すうっちー。
私の隣に腰かけて、塗り忘れたという足ではなく、腕から日焼け止めをつけ始めた...
変な感性を持ったこの人は、改めてやっぱりちょっと変わってる。
なんだか、目が放せない...
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作者名：友紀 | 作成日時：2020年9月15日 1時
