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湧に茶化されてからと言うものの、より意識するようになって、それともっと距離を縮めたいなんて贅沢なことも思うようになった。
みんなが来るまで、寝顔を見ていたい。
けど、いつみんなが来るか分かんないし...
みんなにこんなかわいい顔見せたくないし。
｢...おはよう」
イヤフォン越しに挨拶してみる。
『。。。』
思った通り、反応なし。
今度は、Aの左耳からイヤフォンをとって、さっきより大きい声で
｢おはよお!!」
肩がピクッとなって、ちょっとまだ眠そうなAと目が合う。
『、!!! うっちーー!?』
｢うん。そう、俺。おはよう」
『あ、おはよう...』
起こしたはいいものの特に話すこともなくて、なんならちょっと緊張してる...
でも、この前の買い出しのときみたいな沈黙はダメだって感じた...だから咄嗟に、
｢...なに聞いてたの???」
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作者名：友紀 | 作成日時：2020年9月15日 1時
