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第25話 ページ29

緋山side
名取が来て一緒に重傷者を診ていく


足をひかれたと言っている女性には黄色のタグをつけた


足を固定してもう1人の女性を診るとバイタルに異常があり理由を探っていく


呼吸がうまく出来ていない……よりも脱気が出来ていなかった


女性の脱気を終わらせたところにシーバーから白石の声が聞こえた


要件は小児用のバッグを持って山車が突っ込んだ民家に来て欲しいとの事だった……

こどもが家の中で何かが起きたのかと考え名取に患者を診ていて貰うことをお願いしその場を離れ家に向かう



家につくと、治療が終わったのか1つ小さく息を吐き出した女性がいた………




ここからでも見える女性の顔は今はアメリカに行ってるはずのAだった


「ごめん、遅くなった………



ってあれ?Aじゃん!どうしたの?」

実際はどうしたの?と聞きたかったんじゃなくて何でいるのかが聞きたかった


Aからの返事はなく変わりに白石から話しかけられた


「わたしもさっき来たとこだけどAが腫瘍を出してくれたんだよ



さすが脳外科医と言うほど完璧なものだったよ」



「えー……まじで!?見たかったー



てかさ、治療終わったんなら降りなよ」



真近で見れた白石が羨ましい


治療が終わったのに降りないAが気になりここから目視で診ていくと腰の辺りが赤く見えた………



あれは血?

って事は何処か刺された?それとも怪我をした?



もしかして





妊娠してる?



なぜか、妊娠という言葉がこの時だけわたしの中で確定を指すようにしっくりとした



もっと診れないかと見ていると名取からシーバーがきた



名取【緋山先生、名取です!!

聞こえますか?】


「なに?」


名取【出血があります】



「出血?どこから?」



名取【腰?の辺りからです】


「腰?あんたが診ているの浴衣の方だよね?」


名取【あ、すいません……開放骨折の女性が…】


「あー、そっちか」


A「緋山、それ破水じゃない?」


「A、白石」


白石「大丈夫、いって」


A「うん、大丈夫だよ」


「ありがとう……A後で診させてね」


白石「えっ?!」


白石は知らなかったのか声をだしながらAの顔をみる


A「……………っ!」

息を呑む音が聞こえるとAの顔は嫌そうな顔になっていた



小さい頃から身体が弱かったAは診察するのはいいがされるのは嫌いなのは変わっていないみたいだった

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さくら - 三井先生との絡みが見たいです!!!! (2017年8月22日 15時) (レス) id: 4bc161bff2 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - 話数が間違ってます×49○39ですよ (2017年8月21日 17時) (レス) id: 9ebde373b3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 番号が間違ってます。 (2017年8月21日 16時) (レス) id: d2426bccbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - とても楽しかったですが、気になったところがあったので一点だけ…。喘息は、症状が出ている時にしか確定診断はされません。普段の風邪や腹痛、妊娠といった診察の時には、自己申告しない限り分かりません。 (2017年8月21日 0時) (レス) id: 6b6f574a60 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きが気になるので更新楽しみに待ってます!赤ちゃんはいったいどうなるのか少し気になります! (2017年8月18日 8時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:毛布 | 作成日時:2017年8月7日 1時

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