第19話 ページ22
白石side
山車の下から出された女性に駆け寄る
「翔北救命センターの白石です!
分かりますか?お名前言えますか?」
女性「……っ」
「どうしました?」
女性「こっ…」
「?(こっ?)」
………………
横峯side
現場に到着したわたしは唖然とした
現場は慌ただしく一気に恐怖や不安な気持ちが押し寄せてきてパニックになる
藤川先生と消防隊長の話は全く耳に入ってこなかった
「ハァッ、ハァッ、ハァッ」
藤川「君は……」
「ハァッ、ハァッ、ハァッ(どうしよ)」
藤川「ちょっと!聞こえてる?」
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……はい」
藤川「はぁ………こっちを見て!!」
「っ!!!」
藤川「深呼吸して、落ち着こうか」
「スゥー………ハァー………はい」
藤川「うん、君はワンブロック先のスーパーの駐車場にいる軽症者の人たちを診てきて!もしほかの医者が居たらその人の指示に従って!!
もし居なくて状態の悪化した人が居たら俺たちの誰かに教えて………って返事してから行こうよ……ハァ」
藤川先生に指示をもらいスーパーの駐車場に向けて走った
「ワンブロック先のスーパーの駐車場の軽症者………ワンブロック先の」
消防隊員「先生っ!!!怪我人です!」
「えっ?」
消防隊員「家の中です!!
安全確認取れたのでお願いします」
「えっ、いや……でも(スーパーの駐車場)」
「早く!こちらです!!」
「ほら、行くよ!!………はいっ!今行きます!」
「えっ!?……あっ、はい」
わたしの背後から突然現れた女性に声をかけられ私よりも先に女性が家に向かう
続いてわたしも家に向かう
この時、女性の格好に気をつけていれば良かったと後悔をする羽目になるとは思いもしなかった
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さくら - 三井先生との絡みが見たいです!!!! (2017年8月22日 15時) (レス) id: 4bc161bff2 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - 話数が間違ってます×49○39ですよ (2017年8月21日 17時) (レス) id: 9ebde373b3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 番号が間違ってます。 (2017年8月21日 16時) (レス) id: d2426bccbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - とても楽しかったですが、気になったところがあったので一点だけ…。喘息は、症状が出ている時にしか確定診断はされません。普段の風邪や腹痛、妊娠といった診察の時には、自己申告しない限り分かりません。 (2017年8月21日 0時) (レス) id: 6b6f574a60 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きが気になるので更新楽しみに待ってます!赤ちゃんはいったいどうなるのか少し気になります! (2017年8月18日 8時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:毛布 | 作成日時:2017年8月7日 1時