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第17話 ページ20

Aside

「いっ……」

頭とお腹が痛いけど……
きっとわたしよりもひどい人は沢山いるはず…


わたしは医者!と何度も頭の中で言い聞かせ痛みを感じなくさせる


痛みよりもほかの人を助けなきゃと言う思いが強くなってきた頃に背中に感じていた重みが軽くなった


救急隊員「大丈夫ですか?!今出れますからね」


「大丈夫です!ありがとうございます」


救急隊員の方々のおかげで山車の下敷きから脱出が出来た


「あの、わたし翔北の救命医です。
道具などはないので重傷者の方は見れないのですがいいですか?」


消防隊長「あ、お医者さんですか。助かります!」


「では、歩ける方軽症者の方を安全で広い場所に集めてください」


消防隊長「はい!ではこの先のスーパーの駐車場でいいですか?」

「はい!ではそちらにお願いします」


わたしも駐車場の方へと向かおうとした



救急隊員「先生、これで足りますか?」



救急隊員が差し出してくれたのは治療が大体はできる道具が揃ったカバンだった


「えっ、あ、多分足りると思います」


とは言うものの救急隊員は男性……



この人は違うと思いながらも怖くてカバンを受け取れない………





救急隊員「あっ、ではカバンここに置いときますね」




「えっ?………あ、ありがとう、ござい、ます」



なんで?わたし何も言ってないのに……





地面に置いてくれたカバンを持ち歩けない人たちの治療をしに歩き始めた



わたしの近くでもあり山車の近くにいた男性にまず取り掛かった



「医者の平山です。大丈夫ですか?
分かりますか?」


山車を見るとこの人上に乗ってたのかな

そしたら………


「転落か……挿管しますね


挿管チューブと……喉頭鏡……あった」



男性を挿管し終えたところにプロペラの音が聞こえ上を向くとドクターヘリが来たみたいだった



「あ、消防隊長!」


消防隊長「はい!」


「こちらの男性ですが、意識は3桁で、呼吸音は左右共に正常です

左上腕骨折しており応急処置ではありますが固定してあります

お腹と骨盤がまだ見れていないのですが先ほどドクターヘリが来ましたのでそちらの先生の指示に従ってお願いします」


消防隊長「了解しました


あっ、そこの君ストレッチャーをお願いします」



救急隊員「はいっ!」



男性を消防隊長にお願いをした後その場を離れほかの重傷者へ向かった

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さくら - 三井先生との絡みが見たいです!!!! (2017年8月22日 15時) (レス) id: 4bc161bff2 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - 話数が間違ってます×49○39ですよ (2017年8月21日 17時) (レス) id: 9ebde373b3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 番号が間違ってます。 (2017年8月21日 16時) (レス) id: d2426bccbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - とても楽しかったですが、気になったところがあったので一点だけ…。喘息は、症状が出ている時にしか確定診断はされません。普段の風邪や腹痛、妊娠といった診察の時には、自己申告しない限り分かりません。 (2017年8月21日 0時) (レス) id: 6b6f574a60 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きが気になるので更新楽しみに待ってます!赤ちゃんはいったいどうなるのか少し気になります! (2017年8月18日 8時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:毛布 | 作成日時:2017年8月7日 1時

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