Epi=03 Oside ページ5
病室を出た俺は、まっすぐ研究チームの元へと向かった。
晴嵐の研究チームは、定の良い暗殺部
俺達グループには出ていない能力者の暗殺許可もこいつらには出されている
また、晴嵐で問題を起こすとこいつらに処分される。
「…やぁ、待ってたよ」
「…」
「大野くんのグループは、問題行動を起こす人が多いね？まぁ、君もか」
「…俺の方が先輩なんだけど？」
「ふふっ、そうだったね？」
…昔はよくこいつらに捕まっていた。
主に翔くんだけど。
翔くんは、なにかと暴走しやすいからなぁ…。
まぁ、ニノも同じ道を歩むんだろうけど。
「うちの二宮を引き取りに来た」
「…あの子、面白いよね？殺すのは惜しかったから生かしてあるよ？」
「そらどーも」
俺がニノの居るであろう部屋へ行こうとすると、研究チームの亀梨が俺の手を握った。
「ねぇ、翔くん元気？」
「…元気だけど」
「そっか、よかった。」
「でも、お前のことは覚えてねーよ」
「えー、あんなに楽しい事たくさんしたのに…」
「どこが」
俺は亀梨の手を振り払うと、目の前の扉を開けた。
すると中には、両手足を手錠で縛られているニノの姿。
「…ニノ…」
「…おー、の…さ…？」
ニノは、俺の声を聞くとゆっくり顔を上げた。
そして、俺を視界に入れた瞬間、両目に涙を一杯ため始めて…
「…こわかっ、た…！」
「…うん、そうだな。ごめんな？」
「…っく、だれも、こなっ…捨てられたっ…！」
「ここには俺しか来れない決まりになってたんだ。みんな心配してたぞ？」
俺がニノに近づくと、ニノは自由の効かない両手をめいいっぱい伸ばして俺の服を掴んだ。
「迎えに来るのが遅くなって、ごめん」
亀梨がニノの手錠を外しながら、俺の方を見てこう付け足した。
「東山さんからの伝言」
「なに？」
「今回は、見逃してやるけど次はないって。この子は危険分子になりうる存在らしいから」
「だから、しばらくの間はこの子…というかチームAにか。監視がつくらしいよ？」
余計なことしたから立場危なくなったね？大野くん、と亀梨は意地悪く笑いながら言った。
…要するに、この先ニノがまた今回のようなことを起こした場合は、即…
「…殺される、か…」
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櫻野 - 彰華さん» 彰華さん、ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2016年9月19日 19時) (
レス) id: ea1ba6d323 (このIDを非表示/違反報告)
彰華(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも楽しみにしてるので頑張って下さい！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: c760cd9f12 (このIDを非表示/違反報告)
なおきち - 更新楽しみにしています！ (2015年8月27日 0時) (レス) id: 1ddcb36f48 (このIDを非表示/違反報告)
櫻野 - るるさん» わー！！本当ですか！？嬉しいです！！そちら共々、Callingをよろしくお願いします！！ (2014年5月31日 17時) (レス) id: d2de89155d (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 櫻野さん» 番外編も見ちゃいました(´^`*)こちらも楽しみにしてます♪ (2014年5月31日 16時) (レス) id: d3f35913f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻野 x他3人 | 作成日時：2013年10月14日 14時
