Epi=20 Nside ページ22
どうしよう…どうしよう…どうしよう。
仁に『誰にも内緒』って言われたのに大野さんや翔ちゃんに見つかっちゃった…！
俺は慌てて翔ちゃんから緊急時用にと渡されていたスマホに仁のアドレスを打ち、すぐにメールを送った。
すると、ものの数秒で仁から返信が届く。
その返信内容に俺は安堵した。
「…『大丈夫、心配しないで』…良かった。怒ってない…」
ーこの時の俺は全く気付いていなかった。
あの日から『もう一人の俺』と会話をしていない事も、仁に対して依存し始めている自分自身にも…。
＊＊＊
あれから俺は、翔ちゃん達に隠れて仁と密かに連絡を取るようになった。
今まで、翔ちゃん達の連絡先しか入っていなかったスマホに他の人ー仁の連絡先が入っている事が単純に嬉しかったのだ。
それに仁は、とても優しくて…。
俺がどうでもいい話とかしてもきちんと返信をくれた。
「んふふっ」
「…？最近、ニノちゃんご機嫌だね？」
今日も今日とて、仁とメールをしていると自然と漏れ出た笑みに隣にいたまーくんが不思議そうな顔で俺の顔を覗き込んできた。
「嬉しいの、俺」
「そっか！嬉しい事は良い事だよ！」
俺の言葉に俺より嬉しそうに笑ったまーくんは、ワシャワシャと俺の頭を撫で回した。
…だから気付かなかったんだ。
まさか俺のスマホ画面を潤くんに見られていたなんて。
「…ニノ、何でお前が赤西の連絡先知ってんだよ」
「！」
「え？赤西…？」
潤くんの言葉に俺が咄嗟にスマホを隠すとまーくんが隣で驚いたような声をあげた。
その声を聞いて大野さんと翔ちゃんも慌てて俺の側にやって来る。
「どういうこと？和也」
「…」
「あの連絡先が書いてあったメモは、赤西のだったの？」
「…」
「…答えて、和也」
「…そうだよ。」
翔ちゃんの問いかけに耐えられなくなった俺が小さな声でそう答えると、目に見えて悲しそうな表情で俺を見つめる翔ちゃん。
…どうして、そんな悲しそうな表情するの？どうしてみんな、仁を悪く言うの？こんな俺にも優しくしてくれたのに…！
そう思った俺が口を開こうとしたその時。
ピンポーン、と玄関のインターフォンが来客を知らせた。
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大変お久しぶりでございます。
全く更新していないにも関わらず、沢山の方が見に来てくださり感謝カンゲキ雨嵐です←
プライベートがやっと落ち着いたので、これからちょくちょく更新していこうと思いますのでよろしくお願いします！
櫻野
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櫻野 - 彰華さん» 彰華さん、ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2016年9月19日 19時) (
レス) id: ea1ba6d323 (このIDを非表示/違反報告)
彰華(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも楽しみにしてるので頑張って下さい！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: c760cd9f12 (このIDを非表示/違反報告)
なおきち - 更新楽しみにしています！ (2015年8月27日 0時) (レス) id: 1ddcb36f48 (このIDを非表示/違反報告)
櫻野 - るるさん» わー！！本当ですか！？嬉しいです！！そちら共々、Callingをよろしくお願いします！！ (2014年5月31日 17時) (レス) id: d2de89155d (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 櫻野さん» 番外編も見ちゃいました(´^`*)こちらも楽しみにしてます♪ (2014年5月31日 16時) (レス) id: d3f35913f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻野 x他3人 | 作成日時：2013年10月14日 14時
