Epi=11 Oside ページ13
俺が松潤の剣幕にタジタジになっていると、翔くんが苦笑いしながら俺と松潤の間に割って入った。
「潤も落ち着いて。錦戸くんが怖がってるから、ね？」
「…翔くんがそう言うなら…」
「…しょーくん…！」
「智くんへの説教は、俺が後々するとして…」
「…」
…翔くんの優しさにときめいた俺のピュアな心を返して欲しい。
コホンと一つ咳払いをした翔くんは、おもむろに側に置いていた封筒を俺達の前に差し出した。
「これは？」
「俺が事前に調べた和也の『マスター』についての資料。」
「何でそんなものを翔くんが…」
「上に提出する前にコピーしておいた。」
「…翔くん、それバレたら懲罰ものなんですけど…」
「その時は、智くんが助けてくれるから問題ないでしょ？」
「…」
あの一件以来、翔くんの俺に対する当たりが強くなった気がする…。
「で、そこにも書いたけど。あいつは炎の能力者だ。」
「炎っって事は、翔ちゃんと一緒？」
「まぁ、系統としてはそうだな。」
「ふーん…って事は、一番そいつに対抗出来るのはリーダーの能力って事？」
「そういう事になります。」
「…おいおい、面倒な事はやらないからな。」
「何言ってるの？今回は、誰よりも働いてもらいますから。」
「へ…？」
「ちなみに、さっきあいつが言ってた牢屋行きの件も俺は許してないからね。」
「！」
そう言った翔くんの瞳は、この世のものとは思えないほど冷たい瞳をしていた。
そんな翔くんの様子を見た松潤と相葉ちゃんが小さな声で言った言葉を俺は絶対に忘れないし、何だったら後で翔くんにチクッてやろうと思う。
「…翔ちゃんって怒らせると般若みたいになるんだね。」
「絶対に怒らせないようにしようぜ。」
「触らぬ翔ちゃんに」
「祟りなし、だな…」
＊＊＊
「ねぇ、マスター」
「どうした？」
「本当にあいつら『こいつ』の事、助けに来ると思います？」
「…来るさ、必ずね。」
「ふーん…あっ！じゃあさ、その時は大野の事殺してもいいんでしょ！？」
「翔と和也の邪魔をするなら排除して構わないよ。」
「やりぃ！」
「…それじゃあ、まずは手始めに一暴れしておいで。私の愛しい子…」
「マスターの仰せのままに」
----------------
皆様、大変お久しぶりです…
ﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを忘れて入れなくなっていた櫻野です←
バカだと笑って下さって結構ですよ…
やっと更新出来ました！
これからはちょくちょく更新していきますので、またよろしくお願いします！
櫻野
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櫻野 - 彰華さん» 彰華さん、ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2016年9月19日 19時) (
レス) id: ea1ba6d323 (このIDを非表示/違反報告)
彰華(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも楽しみにしてるので頑張って下さい！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: c760cd9f12 (このIDを非表示/違反報告)
なおきち - 更新楽しみにしています！ (2015年8月27日 0時) (レス) id: 1ddcb36f48 (このIDを非表示/違反報告)
櫻野 - るるさん» わー！！本当ですか！？嬉しいです！！そちら共々、Callingをよろしくお願いします！！ (2014年5月31日 17時) (レス) id: d2de89155d (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 櫻野さん» 番外編も見ちゃいました(´^`*)こちらも楽しみにしてます♪ (2014年5月31日 16時) (レス) id: d3f35913f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻野 x他3人 | 作成日時：2013年10月14日 14時
