passion～ふたり～２ (ページ19)

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朝焼けページ19

まだ薄暗い時間に目が覚めた
そっとジョンウンの腕の中から抜け出して
リビングから少しづつ明るくなるソウルの街並みをみていた

愛されてる。愛してる。

私以外の女の人もこの彼を知っていたんだ
こんな風に他の女の人も愛してあげていたんだ
もっと愛してあげていたの？

彼の世界は私が想像もできないほど綺麗で華やかな女の人が多いだろう

離れてる時に綺麗な人に好きって言われても私を好きでいてくれる？

ジョンウンを愛する気持ちと比例するように醜い嫉妬も大きくなる

「なにしてるそんな所で風邪ひくぞ」
寝起きのsexyな声で後ろから抱きしめてくれる

「寝心地悪かったか
　ジョンジナに白い目で見られながら選んだベッドなのに笑」

「えっちな事考えながら選んだんでしょ笑」

「ノーコメントだｈｈｈ
　まだ早いからベッドに戻ろう」

彼の腕に絡まってもう一度眠ろうとしたら

囁いてくれた
私を醜いところから救い出してくれた

「何も心配いらない。俺だけをみてろ
　同じ心配を俺もしてる Aが日本で日本人と付き合うから別れると
　いつ言われるんじゃないかと」

「そんな事ありえないもん」

「俺もそうだありあえない」

ジョンウン
私が悩んでたの気づいてくれてたんだ