機嫌がいい ページ13
「A帰ったのにあんまり落ち込んでないよな」
「なんかニヤニヤしながら電話いっぱいしてるよね」
「もしかして浮気してるとか黒笑」
「ヒョンに限ってない。モテルわけないし黒笑」
「どうせ次に泊まるホテルとかの情報集めてるんじゃ」
「べた惚れだし」
「可愛いAが、ヒョンを好きになってくれたのが奇跡だし黒笑」
「お前ら聞こえてるんだよ怒」
今日もK.R.Yでの音あわせ
まだ日程は決定してないが＜日本ツアー＞
全部A招待したら来てくれるかなぁ
日本旅行できたらいいな
「ヒョン・・・」
またニヤケテる
「Aいい子ですよね」
「可愛いだけじゃなくてな」
「そんな話の振り方したらまた自慢話始まったじゃないか」
僕は小声でリョウクに文句を言った
「この前〜屋台特集してるTVみたんだ Aは行きたそうで食べたそうなんだ
でも俺は連れて行けないから＜ごめん連れて行けなくて＞謝ったんだ
そうしたらAが
＜二つは望めない。屋台に気軽に連れて行ってくれるジョンウンでも好きだし
そのジョンウンとTV見てて素敵なホテル特集をみたら
きっとそのジョンウンは、こんなホテルに泊めてあげれなくてごめんって言うんだよ
私はそのジョンウンにも今、目の前にいるジョンウンにもにも同じ事いうよ
私の為にどっちのジョンウンも出来る事をしてくれようとする
そんなジョンウンを愛してるって＞」
「ヒョン 僕にください」
「はぁ 殴られたいか」
「僕たちの恋愛のよくあるパターンって僕たちに求め過ぎるか、
遠慮して可愛くないほど求めない子とかが多いでしょ
ありのまま認めて接してくれる素直でいいです」
なんで ヒョンなんだろ？
飛行機で隣に座ったのが僕なら
僕と・・・
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作者名：calla | 作成日時：2016年1月16日 16時
