朝 ページ1
何度かの朝を一緒に過ごして解ったことがある
Aは寝起きの機嫌が悪くはないけど
起きるのは苦手みたいだ
特に今朝は
朝方まで離してくれなかったから
正確には俺が離さなかったからだけど
「おはよ。起きて」
「眠いzzジョンウンのせいだ」
「頑張るよ 俺は。今からする?」
ダメだ朝から可愛すぎる
トロンとした顔で俺のせいだとか言う
「しないもん」
真顔で朝からするとか言うから恥ずかしくてシーツ被るしか抵抗できない
「したいけど、仕事なんだ
今日は早く終わるから約束してた旨い韓国料理食いにいこ
4時か5時くらいにはホテルに迎えに戻るから用意しといて
朝も昼も一人でもちゃんと食べろよ
出かけてもいいけど 男と・・」
俺の言葉を最後まで聞かずに
「わかってる<知らない人についていかない>でしょ
大人だし大丈夫。」
大人の女だから心配なんだ
どこにも一人で行かしたくない
「ごめんな。韓国にいるのに俺が仕事ばっかで」
「急に来たんだもん。大丈夫
いってらっしゃい CHU」
Aからしてくれた
もう一度抱きしめて濃厚なのをお返しに
<楽屋>
こんな事を思い出して自分の世界に浸ってんだ
そんな俺をBlackな弟が見てたんだ
「ヒョン そろそろ話してくださいよ
昨日のイベの彼女のこと 可愛い弟に秘密はなしですよ」
黒い笑いで聞いてきた
こいつには嘘ついても追及されるんだよな
どこが可愛いのか意味はわからんが
仕方がないから彼女ができたことだけは教えてやろう
思った通りだ
ヒョンに彼女ができた
僕を誤魔化そうとしてるけど ヒョンには無駄な抵抗です
ステージから見ただけでも可愛いのはわかったし
会いたいな
「今日の撮影俺からな、食べにいくんだ」
しまった。言わなくていいことまで
「僕も撮影のあとはオフなので連れて行ってくれますよね」
これは決定事項です
「ん・・・」
「ヒョン」
睨んでみた
「わかったよ」
はぁーため息が・・・
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作者名:calla | 作成日時:2016年1月16日 16時