passion～出会い～１ (ページ30)

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別れの朝ページ30

｢んーー｣
　携帯のアラームが鳴った。
　隣で眠っている君の少し開いた口が妙に色っぽくて
　昨夜のkissを思い出してしまう
　つい軽くしてしまった
　Aは真っ赤な顔で俯いてしまった
　その反応が可愛すぎてもっと困らせてみたくて
　寝よう。なんて言ってみた
　
　寝ている君に二度目のkissを

「おはよ」

「眠いよーおはよ。何時？」

「７時。まだ寝てていいよ、俺は部屋に戻って用意するけど
　必ずすぐに会いにいくから。電話もする。だから待ってて」

そっかもう別れる時間なんだ

「起きる。お見送りする」

嬉しいけどダメだ
マネヒョンに見つかってしまう
Aの気持ちが揺るがないって、確証ができるまでは
危険は冒せない

A。俺は君のためなら大胆にもなれるし臆病にもなるんだ

「ここで今日は＜またね。ジョンウン愛してる＞っていって」

「なんで」

「早く愛してるって言って」

「言う。お見送りもする」

「今日はこの部屋で・・辛くなる。わかって」

ダメだよもう泣きそうになってきた

泣き顔でバイバイはいやだ

「愛してる」

「俺も」

２度目の kiss
３度目の kiss

お互いを忘れないように
気持ちを確かめるように
会えない間も思い出せるように

気持ちをこめて大人のくちづけを