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第二陣到着。
白石は緋山を見つけ
『緋山先生、状況どう？』
「あ、白石…」
その時ドアが開き自衛隊員が傷病者を連れてきた。自衛隊の車が避難客を乗せて着たらしい。
「医者が足りない。」
目線は向けずに作業しながら続ける
「頭部外傷が知ってるだけで5人」「手が足りない」
『わかった』
『翔北救命センターの白石です。救命チーム到着しました。本部はどちらですか?』と白石は自衛隊員に声を掛けながら応援要請の電話を掛けた。
その頃緋山は
「名取!手が空いたらあたしの携帯で藍沢に電話して!」
オレはなんとなく理由がわかったので言われた通りに連絡を入れ処置をしている緋山先生の耳元に合わせた。
「あんた最近調子どうなの？あんた白石の前じゃ強がってホントのこと言わないからアタシが掛けた。」
『ああ。不整脈もないし、問題ない。』
言うことだけ言うと会話は終わったらしく視線を名取に向けた。
おそらく橘先生と処置室で今の電話を受けた藍沢と白石先生からの電話に対応しているのはほぼ同時だっただろう。
白石先生の声が聞こえた。
『橘先生!現場は重傷者の数が多く医師が足りません！灰谷先生と…
…灰谷先生を派遣してください！』
迷いを消すように白石は空を見つめた―
『白石！』藍沢の声が一瞬にして白石の意識を戻した。
『白石、頭部外傷は何人だ?』
その声を聞き、やはり無理を承知で頼むしかないと諦めた。
『5人よ。』
『藍沢先生、来られる?』
その頃までには災害として認定されていた。
ただでさえ標高が高いこの現場、心肺機能が弱ってるものには辛いはず
―頭部外傷は一刻を争う
藍沢は橘を見て
『行かせてください』
「しかし、大丈夫なのか?現場でもし何かあってもお前に構えないぞ」
考えに変わりがない事を示し電話口に出た。
『白石！患者の所へ駆けつける事は出そうもないが、そこの患者の大急処置は出来る』
『こっちは風向きによってガスも出でる。藍沢先生は本部室内のみの活動をお願いします。』
『了解』
『帰りは白車に乗って』
エマージェンシーロードを走りヘリに乗り込むと目の前がチカチカと光りだした
藍沢先生大丈夫ですか?と灰谷の口が動いた。頷きヘッドセットのマイクを合わせた。
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まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月24日 21時) (
レス) id: 78b22c1561 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - 続き気になります！！更新頑張ってください！ (2018年9月8日 0時) (レス) id: 8306566024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぇぷる | 作成日時：2018年9月4日 16時
