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いつもならどこかの休み時間に1回は会いに来てくれるAが今日は一回も来てくれなかった
同じクラスなら顔だけでも見れるのに
朝見たっきり会えてない
完全にA不足だ
途方にくれてると
「あの…ギョンスくん、ちょっといいかな？」
同じクラスのナヨンちゃんに声をかけられ、そのまま空き教室に連れてこられた
「あのね、私ずっとギョンスくんのことが好きだったの。よかったら付き合ってくれないかな？」
ナヨンちゃんとはあまり話したことなかったから正直ビックリした
「…ごめん。好きな人がいるんだ」
「Aちゃんだよね…？」
「えっ、何で？」
「そんなの見てたらわかるよ…」
「そっか…」
「でも、Aちゃんミンソク先輩とつきあってるんだよね？
お試しでもいいの…考えてみてくれないかな？」
「いや、でも…」
「友達からでもいいの…お願い！」
言いたいことだけ言ってナヨンちゃんは去っていった
お試しでつきあうって流行ってるのか？なんて呑気なことを考えながら教室から出ると、前からAが歩いてきた
Aは俺に気付くとわざとらしく進行方向を変え歩き出した
「おい、ちょっと待てよ！」
俺が走って追いかけると逃げるA
わかってはいたけどあからさまに避けられると辛いもんだ
でもこのタイミングを逃したらダメな気がして必死にAを追いかけた
手首を掴むとゆっくり止まるA
「離してよ…」
「やだ、離さない」
「ナヨンちゃんとつきあうくせに…」
「は？何言ってんの？」
「今ナヨンちゃんに言われたもん
ギョンスに告白してお試しでつきあってもらうことになったって」
「は？俺ちゃんと断ったし！」
「人のこと否定しといて同じことしてるじゃん！ギョンスのバカ！」
そう言い捨ててAは逃げてった
「もうなんなんだよ…意味わかんねー」
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ちー(プロフ) - ジュジュさん» コメントありがとうございます♪私もこんな彼氏嫌です笑 どうにか挽回できるようがんばります〜笑 (2017年6月26日 10時) (
レス) id: 536f00adf3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュジュ - こんな彼氏はちょっとhttp://uranai.nosv.org/u.php/novelなぁ 私ならギョンスが好きになるわ！笑でもとっても面白いです！頑張ってください！ファイティﾝ！ (2017年6月24日 7時) (レス) id: e43cc18e55 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 面白いですね。セフンちゃん可愛いし。早く続き書いてください。 (2017年1月30日 23時) (レス) id: cb803fd07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作成日時：2017年1月30日 22時
