Fin ページ5
…。
足音が近づいてくる
私は顔を上げることができない
目をぎゅっと瞑る
今開けたら涙が溢れちゃうから
足音がわたしの前で止まった
「…言いたいことはそれだけ？
A、顔上げて」
目をぎゅっと瞑ったまま顔を上げると
頬っぺたに違和感が…
「何ベッキョンに触らせてるの？」
「痛い…ぎょんすくん、痛いです」
「痛くしてるの」
「な、なんで」
「Aが泣かないから」
ビックリして目を開けると
溜まってた涙がぽろぽろ溢れる
私の頬っぺたをつねっていた
ぎょんすくんの両手が私の両頬を包む
こんなふうに触れられるのは初めてで
顔が熱くなる
「オレのことが好きなんでしょ？
他の男に触れさせるなよ」
そう言って優しく私の唇にキスをした
「ぎぎぎぎぎょんすくん？？？？」
「うるさい」
「帰るよ」
「えっ」
「早くしてよ、下校時間過ぎてる」
「え、ちょっと待って！」
ぎょんすくんの背中を追いかける
「ね、ね、ぎょんすくん？
今キスしたよね？？？夢？？幻？？？」
「バカなの？」
「な、な、何でキスしたの？」
「はぁ…。言わなきゃわからない？」
「…言ってくれなきゃわからないよ」
すると急に私の手首を引っ張り耳元で
″好きだよ″
と囁いた
「…。」
「おーい、何固まってんの？置いてくよ」
「え、待って待って！」
急いで上履きを脱いでローファーに履き替えてると
「あ、そうだ
オレ意外と嫉妬深いみたい
だからあまりオレを嫉妬させないでね」
と今まで見たことない笑顔で言われた
私…一生ぎょんすくんから抜け出せなそうです。。。
Fin
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ちー(プロフ) - あまいくりーむさん» わぁ！こっちにもコメントくれてたんですね｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ありがとうございます♪キュンキュンしてもらえてるならよかったです^^ありがとうございます！ (2018年3月19日 22時) (
レス) id: b30b6d91a4 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 私もハッピーエンドのお話が大好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになります！素敵なお話ありがとうございます！たくさんキュンキュンさせていただきます！ (2018年2月16日 19時) (レス) id: 54cb611542 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - あささん» コメントありがとうございます☆私の中のレイちゃんはこんなイメージですww機会があれば続き書きたいです^^ (2016年11月16日 0時) (レス) id: 536f00adf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - かのにょるさん» コメントありがとうございます♪チャニョルの話は途中スランプになって放置しそうになりましたが、そう言っていただけてうれしいです^^ (2016年11月16日 0時) (レス) id: 536f00adf3 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - こんにちは！れいちゃんの話すごい良かったです！！これからも読ませて下さいね！ (2016年11月15日 15時) (レス) id: c1177b3cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作成日時：2016年9月18日 14時
