Flash 4

ep.170 ページ39

ジニョクside
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トレーナー陣からのレッスンも終わり、練習室へ向かう途中



廊下をゆっくり歩くAの背中が視界に入った





ｼﾞﾆｮｸ「どうした、元気ない？」




いきなり後ろから現れた俺に驚いたのだろう、Aが肩をビクッとさせて勢いよくこちらを向く





『なんだ、オッパか笑
私は元気だよー！』




ほら！と言いながら腕を曲げて力こぶをつくろうとする彼女を見ると頬が緩む


そういえば、Aと話すのは久しぶりだ
チームが再編成されたとき以来かな？






ｼﾞﾆｮｸ「練習は順調？」


『ダンスはほぼ大丈夫だけど、ラップがなかなか...』






Aを放出した身で気が引けたけど、フィジカル的な部分を考えるとやはりAをメンバーに選ぶのは難しいところだった



「どうやって歌えばいいのかな？」と眉毛を八の字にしながら俺に助言を求めるAにアドバイスしながら、ふと首元に視線をやる






ｼﾞﾆｮｸ「...それ、ナヨンちゃんから？」


『うん、これつけてるとオンニが守ってくれてる気がするの』





ゴールドピンクの星のネックレス
女ボスとは印象が真逆だけど、そんなアクセサリーですら似合ってしまうのだからAはすごい



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