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ep.43 ページ48

あなたside




『......はぁ、......はぁ』





かれこれ踊り続けて4時間
時計を見ると短い針が1を指していて時間のたつ早さに驚く
ひとつのことに没頭してしまうのは私の悪い癖だ



そろそろ部屋を出ようとして振り向くと





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ウソクさんがいた





『！？あ、おおおお疲れ様です！』



ｳｿｸ｢...うん、お疲れ様｣





あ、ちゃんと返してくれるんだ

ウソクさんの目は昼までの冷たいものとは違っていて
少しだけ安心する






ｳｿｸ｢......さっきのウェーブのとこ｣



『はい？』



唐突に話しかけられて驚く





ｳｿｸ｢あそこはあんまり力強くしなくていい
肩の力抜いたほうが綺麗に見える｣



『......アドバイス、ですか？』





何を言い出すのかと思えば、的確なアドバイスで


この人...私のことそこまで嫌いじゃないのかな？
なんて都合よく考える







" ｼﾞﾆｮｸ「＿＿＿＿自分にないものを持ってる年下...しかも女の子に


実力で負けて悔しかったんだと思う」 "





そんなとき、さっきのジニョクさんの言葉を思い出した






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