騎士王と業火の姫君弍ノ章 (ページ29)

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浅草修行編⑧ ページ29

タマキ「さぁて、Aちゃーん？その指に光るもののお話聞かせてもらおうかぁ？」

身体を洗って湯船に浸かるとタマキがニヤニヤ笑いながら聞いてくる。
お風呂でガールズトークって青春だー！
河川敷であったことをタマキに話す。

タマキ「えぇー！！それプロポーズってこと！？
お前ら付き合ったの一昨日とかだろ！？」

A「まぁちゃんと付き合ったのは一昨日だけど、4年間一緒にいてアーサー以上に一緒にいたいと思える人なんてこの先現れないのはわかってるし。それにね、家族が欲しいって私の夢だったんだ。一人ぼっちの夜は寂しいから…」

タマキ「そっかぁ。アーサーめ、Aのこと幸せにしなかったら許さないぞ！
全部落ち着いたらちゃんと式あげろよ！Aのドレス姿楽しみだなー！何着ても似合うからなー」

頭を撫でてくれるタマキが優しい。
第1に戻らないでずっと第8にいてほしいなぁ。
だって第1に戻ったら嫌でもあの熱血クソ野郎のこと、思い出しちゃうでしょ？

A「それより！タマキだってシンラと手繋いでお祭り回ってたんだってー？」

タマキ「それはっ///別に私はそんなつもりなかったんだけど…！日下部が″スケベられ″発動しないようにって…」

そっかそっか。
いつか2人も付き合うのかなー？
シンラはタマキとシスターどっちが本命なんだろ。

A「シンラは良いヤツだからね！応援してる！」

タマキ「だからそんなんじゃねェって！！」

誰もいないのを良いことにタマキとバシャバシャお湯を掛け合う。
アーサーがいて、シンラがいて、タマキがいて、第8のみんながいて、浅草のみんなや他にも良くしてくれる人たちがいっぱいいて、こんな幸せな毎日がずっと続いてくれたら良いのになぁ。
第8に戻ったら白装束との戦いが始まるのか…。
すぐにケリがつくのか、それともまだまだ序章なのかわからないけど私自身とりあえずクロウドとの決着をつけないと。
過去に支配されるのはもうやめる。
私はアーサーと今を生きるんだ、未来永劫いつまでも。

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あとがき
展開が早い。7/10で18歳になったということで。
原作次第では32巻の内容から恒例の捏造して完結させようかなと大体の流れは出来てるんですが、たまに作者の予想外なことが起きます。プロポーズとか。笑
基本、自己満小説なので捏造しまくりですがお許しください。
アーサーの供給が少なすぎて死にそうです。
シンラとアーサーのコンビが尊い。