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二十九話 ページ33

炭治郎side




炭治郎「あっ…もたもたしていたら夜が明けてしまった…」

すると日がさした瞬間鬼は灰となって消滅していった。

日に当たっただけであんなことに!?

禰豆子とAが嫌がるはずだ…!!

そんなことを思っていると二人はもう既に俺が修理した籠に布を被って入っていた。

あっ、そうだ。あの人は…

お堂の傍を見てみると殺された人たちを埋葬してくれていた。

丁度終わったくらいに声をかけた

炭治郎「あの…」

?「儂は鱗滝左近次だ。義勇の紹介はお前で間違いないな?」

炭治郎「は、はい。竈門炭治郎と言います。妹は禰豆子で弟はAで…」

と、二人が入っている籠の方を指で指しながら言った。

すると突然、

鱗滝「炭治郎、妹と弟が人を喰った時、お前はどうする。」

その言葉に俺は呆然としてしまった。

そしていきなり鱗滝さんに頬を叩かれ

鱗滝「判断が遅い

お前はとにかく判断が遅い。朝になるまで鬼に止めを刺せなかった。

今の質問に間髪入れず答えられなかったのは何故か?

お前の覚悟が甘いからだ。

妹と弟が人を喰った時、やることは二つ。

妹達を殺す。お前は腹を切って死ぬ。

鬼になった妹と弟を連れて行くというのはそういうことだ」

と、言われてしまった。そんな次々と言われた言葉に頭が真っ白になっていたが、必死に情報を整理した。

鱗滝「しかし、これは絶対あってはならないと肝に銘じておけ。

罪なき人の命をお前の妹と弟が奪う。それだけは絶対にあってはならない。

儂の言っていることが分かるか」

その言葉に俺は

炭治郎「はい!!」

覚悟を決めしっかりと返事をした。

そして、

鱗滝「……ではこれからお前が鬼殺の剣士として相応しいかどうかを試す。妹達を背負ってついて来い。」

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作品ジャンル:アニメ
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遠井茜(プロフ) - 続編楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年10月18日 23時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶桜(プロフ) - 遠井茜さん» いえいえ!こちらこそこの作品を読んで下さりありがとうございます!そして前のコメの時に返せなくてごめんなさい…(´TωT`)しばらく更新出来ない状態が続きましたがこれから頑張ってやって更新していこうと思うので是非よろしくお願いします…!! (2020年9月25日 23時) (レス) id: f7d54b2a35 (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - 更新 ありがとうございます! (2020年9月25日 23時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - この話すごい好きです! (2020年8月18日 23時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶桜(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ありがとうございます!マジですか…!良かったぁ← (2020年8月5日 22時) (レス) id: 6fde61d122 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜蝶桜 | 作成日時:2020年6月17日 18時

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