十一話 ページ13
幸いAの両足が無くなっていたことで二人同時に抱えることが出来た。
荒れ果てた自分の家から離れ暫く歩いていた所で我慢していた感情が出てきた。
禰豆子とA達にだけまだぬくもりがある
医者に診せれば助かるかもしれない。
なんでこんなことになったんだ__
熊か?冬眠できなかった熊が出たのか?
息が苦しい…凍てついた空気で肺が痛い__
前に進め__
もっと速く足を動かせ__
まだまだ町まで距離があるんだぞ、急げ。
死なせないからな__
禰豆子「ピクッ…」
絶対助ける__
兄ちゃんが助けてやる__
俺がそう思った瞬間
禰豆子「グォォォォォ!!!」
禰豆子から叫ぶ声がした。
炭治郎「!?」
しまった…滑っ…
!
ボスン…
助かった…雪で…滑ったのも…雪だけど…
そんなことを思ったのもつかの間、背中にいた2人がいないことに気付いた。
炭治郎「禰豆子、A!!」
!!
俺の目の前には意識が無かったはずの禰豆子が立っていて、両足、左腕、横腹が無かったAは体が元に戻って禰豆子の隣に横たわっていた。
Aのことについてもびっくりしたが俺はまず立てている禰豆子の方に行った。
炭治郎「禰豆子!大丈夫か!?歩かなくていい!!俺が!町まで運んでやるから!!禰豆子…」
俺が必死にそう言っていると禰豆子は俺に襲い掛かって来た。
それを咄嗟に斧の柄を禰豆子の口に挟み防いだ
その時気付いた。
鬼だ__
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遠井茜(プロフ) - 続編楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年10月18日 23時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶桜(プロフ) - 遠井茜さん» いえいえ!こちらこそこの作品を読んで下さりありがとうございます!そして前のコメの時に返せなくてごめんなさい…(´TωT`)しばらく更新出来ない状態が続きましたがこれから頑張ってやって更新していこうと思うので是非よろしくお願いします…!! (2020年9月25日 23時) (レス) id: f7d54b2a35 (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - 更新 ありがとうございます! (2020年9月25日 23時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
遠井茜(プロフ) - この話すごい好きです! (2020年8月18日 23時) (レス) id: 644f0d831e (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶桜(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ありがとうございます!マジですか…!良かったぁ← (2020年8月5日 22時) (レス) id: 6fde61d122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜蝶桜 | 作成日時:2020年6月17日 18時