Sleep.16 ページ16
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「私は、呪術師やってくのは、無理だって思ってる。実際呪霊と戦うのは痛いし怖い。慣れっこない。人間じゃない化け物と戦うには、私には覚悟も力も足りない。
でも、五条とか、夏油、硝子と同じところにいたい……皆と、違う世界で生きるのは、呪術界に身を置くよりももっと……辛い、し、寂しい」
しゃくりあげそうなのを必死に堪え、声が震えそうになる度に唇を強く噛む。
この4年間は、私にとって何よりも大切で、それは皆が居たからだった。私の4年間が特別な時間になったのは、3人のおかげだ。
今更皆と離れるなんて、無理だ。
目の縁をなぞるように溜まった涙が熱くて、でも溢れてしまわないように必死に抑える。
顔を覆い隠すように腕を持ち上げた。……けれど、その腕は五条にパシリと掴まれる。
五条を見上げれば、重力に逆らえなかった涙が1粒ポロリと落っこちた。
真っ黒なサングラスの奥、見えない蒼がどんな感情を含んでいるのか。五条みたいに特別な瞳を持っていない私には分かりっこない。
「じゃあ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
私の腕を取り、五条が口を開く。
それを聞いて、涙が溜まっていた目を大きく見開き瞬かせてしまったせいで、涙が何度も落っこちた。
次の瞬間には吹き出して、「五条らしいね」って、思わず笑ってしまった。
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もなか - 初コメント失礼いたします！五条がかっこよすぎるし、はぁ・・・私のところにも夜来てほしい。（絶対いい夢見れる） (12月14日 16時) (
レス) @page13 id: bed5cc04c4 (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎのバター炒め(プロフ) - にぃ！さん» †┏┛墓┗┓† (8月12日 21時) (レス) id: 61116f8e5d (このIDを非表示/違反報告)
にぃ！ - 神作！グハッ、誰か墓頂戴、 (8月7日 21時) (レス) @page7 id: 71597d68ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりんぎ | 作成日時：2023年8月4日 19時
