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「翔ちゃんっ、おかえり」
「… 雅紀 … ?」
俺は いつも通りの 笑顔で 出迎えたはずなのに、翔ちゃんが 震えている。
あぁ、可愛い。
「… どうして … 包丁なんて、持ってるの ?」
「あー… コレ ?」
「俺と、翔ちゃんの 二人だけの世界に 行こうと 思って。」
そう、笑顔で 呟くと、持っていた 包丁で 翔ちゃんを 貫いた。
鮮やかに、おびただしい程の 血が舞う。
翔ちゃんの 手に 持っていた 白い花束が 床に 落ちる。
白が、赤に 染まった。
「… ま、さき …」
小さく、小さく、翔ちゃんが 俺の 名前を 呟く。
「翔ちゃん、待っててね、俺も すぐ行くから。」
俺も すぐに 血に濡れた 包丁で 刺して、翔ちゃんの 横に 寝転ぶ。
役に 立たなくなった 包丁は 何処かに 投げた。
「… まさき … あいしてる、よ …」
「… ふふ、翔ちゃん … 、俺も、だよ?」
こっちに 腕を 伸ばした 翔ちゃんを 抱き締めて、優しく 口づける。
「… はぁ … ん、綺麗 …」
不自然な程 真っ白な 翔ちゃんに、唇の赤は 良く 映えていて 綺麗だった。
「翔ちゃん … ?」
あれ、おかしいな。
翔ちゃんの 声が 聞こえない。
「… 翔ちゃん ……」
横たわる翔ちゃん“だった モノ”は 静かに 微笑んでいた。
「… あれ … ?」
俺の 頬を伝う 液体は、確かに 涙だった。
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salt_*(プロフ) - 御風 和葉さん» ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです(*^^*)可愛いを意識しました!!←お、いいですね、私も 言えば良かったです笑 (2016年4月4日 22時) (
レス) id: 50d790f726 (このIDを非表示/違反報告)
御風 和葉(プロフ) - 作品いつも見させて頂いてます！翔くん智くん可愛すぎです♪私はエイプリルフール、彼氏できたって言いました笑 (2016年4月4日 19時) (レス) id: b5efad5e39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：salt_* | 作成日時：2016年4月3日 0時
