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30. ページ32

<ヌナの気持ち>
TM side





久しぶりにジョンインを見つけた





だけど、あいつは
ケータリングボードをじっと見ていて
なかなか声をかけづらかった





ふとこっちを見た時に





JI『テミナ、これって何?』





って聞くもんだから





TM『え、知らないの!?
これに食べたいもの書けば
ヌナがケータリング届けてくれるよ』





と教えた





ジョンインにヌナを紹介しようとしたけど
なかなか会える機会がなかったんだっけ?





ヌナがジョンインに会った次の日





ジョンインが俺の練習室に
遊びに来た時にヌナが来た





もちろんケータリングを届けに





『テミナー、ケータリング…』

TM『ヌナ!待ってたよ!』





何故かジョンインの顔を見て固まるヌナ





TM『ヌナ?どうしたの?』

『や、なんでも…』





ないって顔してないじゃん





『こ、ここにケータリング置いとくね』





ヌナは、じゃっと言ってすぐに出ていった
俺はすぐヌナを追いかけた

ジョンインがなんか言ってたけど
そんなのお構い無しに追いかけた





TM『ヌナ!どうしたの!?
ジョンイナとなんかあったの!?』





ヌナの腕を引っ張ってとめた





『え、や、えっと、その…』





俯いて言葉が出てこないヌナ
言葉が出てくるまで待っていると





『テミナ…』

TM『ん?どしたの?』

『あの子…テミナと仲良かったんだね』





あの子って…ジョンインの事だよね?





TM『うん、練習生の時期被ってるし』

『そっか…』





それ以上話さないヌナ
2人の間になんかあったのかな…





隣のヌナを見ると耳が真っ赤





え…? まさか…





TM『ヌナ…もしかして…』

『ち、違うから!』





慌てて俺の言葉を遮るヌナ





『き…昨日ね、初めてEXOに会ったの

そしたら、さっきのカイくんだっけ?
あの子のダンス見たんだけどさ…

自分を貫き通すから思わず…』





怒っちゃったんだよね…ってへこむヌナ





『でもね、カイくんのダンスは
ほんと凄いと思うんだー…

きっと、自分のスタイルを
貫き通したかったんだよなぁ…

あぁ、どうしよう…
怒ってるよね…カイくん…』





ジョンイナ、めっちゃ褒められてんじゃん





ずるい…





俺もヌナに認められたい
けど、ジョンインにダンスで勝てる気はしない

ジョンインのダンスの凄さに
ちょっとだけ嫉妬したんだ

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萌絵(プロフ) - 名前変換は? (2016年7月13日 23時) (レス) id: bb5a902697 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mana | 作成日時:2016年6月26日 0時

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