雅 -miyabi- 第1章 (ページ24)

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＜救世主現る＞
DH side

Aの店に行くと
今度日本デビューする
少女時代とAが立っていて

ただならぬ空気…

TY『せ、先輩！？こんにちは！』

俺に気づいたテヨンを皮切りに
みんなが俺に挨拶をする

少女時代のみんなもAも
突然の俺登場に困惑してるし(笑)

DH『こんにちは』

きっとAもどうしていいか
わからないのだろう…

DH『どうしたの？
いつものAじゃないじゃん』

とりあえず、カウンターに座って
Aに話を聞く

『BoAオンニが「日本語教えてあげて」
って連れてきてくれたんだけど…』

どうしていいかわからなくて…
と素直に話してくれたA

DH『とりあえず、
みんなに座ってもらったら？』

『え……、あ！』

Aは俺の言葉で
ようやく少女時代のみんなが
立ちっぱなしになっている事に気づいたようだ

DH『みんな、座っていいんだよー』

オロオロするAが可愛くて
クスクス笑ってしまったけれど

DH『A、天然な所あるから』

『オッパ、それひどい！』

天然な所も可愛いから
少女時代のみんなにも知ってほしかった

ぷっと誰が吹き出す

見るとテヨンだった

『あ、あの、ごめんね、みんなの事…
ほっておいたわけじゃなくて…』

しどろもどろで説明するA

そんなAを見たからか

TY『オンニごめんなさい
私たち人見知りな所があるから…』

少女時代のみんなも
人見知りなところを反省していたみたいで
みんな、Aの事をわかってくれたようだ

物わかりのいい子たちでよかった…

SN『あの…昔、叔父さんと
来たことあるんですが覚えてますか？』

Aは
ソニの顔をじーっと見て

『あー！ソニ！？』

どうやらソニとは
顔見知りだったようだ

ソニのおかげで他のメンバーとも
打ち解けれたA

よかった…

少女時代をAに紹介するって
BoAに聞いてた

BoA『ごめん！ドンへ！
私行けなくなっちゃったから
代わりに見に行ってあげてー』

と、電話が掛かってきた

その日、どうしても日本へ
行かなければならなくなったようで
代わりに俺が見守る事になったんだけど
これは来てよかったみたいだ

どうやらAも緊張が解けたみたい

ひと通り自己紹介して
日本語レッスンが始まった