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今日も１日終わった
僕は喫茶店�猊�雲�瓩�
ｼｬｯﾀｰを閉めていた
いつも通り
充実してた
｢いらっしゃいませ｣
って出迎えて
｢ありがとうございました｣
ってお見送り
どんなことがあっても、
僕は、
笑顔を絶やさずに
お客様と接する
ﾏｽﾀｰ「相葉くん。
そこ、拭いといて」
相葉「はいっ」
ﾏｽﾀｰは僕の一回りも上
�猊�雲�瓩任�
経験はもちろん豊富
ﾏｽﾀｰ「相葉くんのおかげ
…なのかな
ここが繁盛するのも」
ﾏｽﾀｰは机をﾉﾘﾉﾘで拭く
僕を見て
そうつぶやいた
相葉「なんでっすか。
ﾏｽﾀｰの淹れるｺｰﾋｰがｳﾏｲから
みんな来るんですよ」
それは当たり前だった
ﾏｽﾀｰの淹れるｺｰﾋｰは
どこのｶﾌｪで飲んだｺｰﾋｰより
一段とｳﾏｲ
世界一と言っても
過言ではないと
毎日飲む度に思うほどだ
それでもﾏｽﾀｰは
ｶｯﾌﾟをｷﾚｲに洗いながら
首を横にふった
ﾏｽﾀｰ「いや、相葉くんの
その汚れのない笑顔が
きっとみんなを幸せに
するんだろうよ」
相葉「だからそんなこと
ないですってっ」
改めて言われると照れる
照れ隠しに、ﾏｽﾀｰに
ｺｰﾋｰを一杯ｵｰﾀﾞｰした
相葉「ﾏｽﾀｰ、あの、
ｱｲｽｺｰﾋｰを一杯ください」
ﾏｽﾀｰ「はいよ」
僕はまだまだ見習いで
お客様へのｺｰﾋｰを
作ることはできない
ﾏｽﾀｰは本当に一流だし
僕なんて下っ端で
当たり前なんだけど
心のどこかでは
ﾏｽﾀｰのようにｺｰﾋｰを
淹れてみたいと思っていた
それが行動に出たのだろう
僕は、ﾏｽﾀｰの
愛情のこもったｶｯｺｲｲ
ｺｰﾋｰを淹れる姿を
凝視していた
慣れた手つきで
ｺｰﾋｰをｶｯﾌﾟに移す
本当に…ｶｯｺｲｲ
ﾏｽﾀｰ「さ、飲め飲め」
相葉「ｳﾏそ〜…
ありがとうございます」
ふぅ、ふぅと
静かに息を吹きかけ
口にｺｰﾋｰを運んだ
でも淹れたてはまだ熱くて
相葉「あちぃっ」
すぐにｶｯﾌﾟを離した
ﾏｽﾀｰ「落ち着いて飲みな
慌てなくてもいいんだから」
ﾏｽﾀｰに苦笑され
恥ずかしくなって
顔を伏せた
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：natchan | 作成日時：2012年12月16日 12時
