205杯 ページ9
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忠義くんの車で、お店の前まで送ってもらう。
狭い道だから、長いこと駐車はできない。
この助手席を開けたら、いつもの日常。
離れたくない気持ちは、私だけではないようで…
大｢……コーヒー…朝あんなに飲まんかったらよかった…｣
大｢お腹いっぱいやから、お店に行く理由がない…｣
『…ふは。』
大｢えー！Aは？！寂しくない？！仕事行くの？！！｣
『行きます笑』
大｢裏切り者ー…！｣
『……店長が忠義くんに会いたがってましたよ？』
大｢…ふふ、じゃあお邪魔していい？｣
くしゃって私の頭を撫でる忠義くん。
『カウンターで待ってて貰えますか？無理して注文しなくて大丈夫ですよ？』
大｢んな、先降り？車戻してくるわ。｣
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お店の裏口の扉の前。
開口一番何を言われるのか頭の中で予想して、ふうっと息を吐いて扉を開けた。
丸｢きゃーーーーー！！！同伴出勤♡｣
横｢(ビクゥ)あっつ…！！！まーるっ！！叫ぶな！！｣
村｢まる！！お湯沸かしすぎじゃ！！！(バシッ)｣
……予想はハズレ。
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『おはよう、ございます…』
さっきの惨状を目の当たりにして、意気揚々と出勤出来る人などいるのだろか。。
丸｢えっえっ！大倉さんは、いつからAさんのこと好きやったんですかぁ〜？♡｣
『ま、まるやまくんん〜！！！』
丸｢Aさんおはようございます〜！もう！聞きましたよ？店長から全部！｣
『て、店長っ！！！！』
村｢はっはっはっ！！すまんすまん！｣
横｢Aちゃん、おはよ。｣
『は、横山さん、おはようございます…！』
横｢大変な1日やったな、ごめんな、1人で抱えて辛かったやろ？｣
『…横山さん、ありがとうございます…』
丸｢あーあー裕ちんAさんにちょっかいかけてるぅ〜｣
大｢横山さん触らんとって！！｣
なにこのわちゃわちゃ…
村｢お前はいつも通りでええねん。怖かったら怖い。嫌なら嫌。楽しいなら楽しい。そんなんも言えへん職場や思うか？｣
『…店長…』
皆なりの気遣いで、私の口下手な所を補ってくれて。
『ありがとうございます…』
優しさに泣きそうになった…。
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mi(プロフ) - 初めまして！最近久々にこちらの小説一気見してキュンキュンしています笑大変だとは思いますがいつか続きが読めるのを楽しみにしています！！ (2021年11月29日 21時) (
レス) @page19 id: 42834d4952 (このIDを非表示/違反報告)
ちしる(プロフ) - s21203さん» s21203様。コメント嬉しいです、ありがとうございます！長期にわたり放置でごめんなさい！そしてホーム画面に置いていただけてるなんて！感謝ですっ！本当に書くのが辛くなってましたが、コメントを頂いて励みになりました。更新がんばります！ (2020年6月5日 2時) (レス) id: 03790132e1 (このIDを非表示/違反報告)
s21203(プロフ) - はじめまして！去年から見させてもらってます。ホーム画面にいれて更新を心待ちにしています。色々なことが∞にもエイターにもありましたね。みんなで∞を信じてついて行きましょうね！そして、続きが気になりすぎます！笑大変だと思いますが更新頑張ってください！ (2020年5月28日 15時) (レス) id: 86aa033779 (このIDを非表示/違反報告)
ちしる(プロフ) - chon.tさん» chon.t様。コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。これからもご愛顧よろしくお願いします！ (2019年11月18日 14時) (レス) id: 0a8d5cbd04 (このIDを非表示/違反報告)
chon.t(プロフ) - ずっと復活待ってました！いろんなことがあって混乱して大変だと思いますがこの作品見てる方もきっと同じ気持ちなんで、お互い助け合って頑張りましょ！楽しみにしてます (2019年11月17日 11時) (レス) id: fcce88cba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちしる | 作成日時：2019年11月7日 15時
