210杯 ページ14
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大｢…なぁ…A…ちゃん…？｣
『(むっ)』
渋｢なあ、A〜。すまんて〜更衣室鍵つけるからあ〜笑｣
少しプリプリと怒りながらホールのテーブルやカウンターを拭き掃除してる私。
その後ろを申し訳なさそうにピョコピョコと付いて回る忠義くん。
……怒ってるというか、恥ずかしかった方が勝ってるんだけど、しゅんとしてる忠義くんが何だか可愛くって。
渋｢なーん、そんなに怒るもんか？下着くらいどうせ見られんねやから。｣
『(むかっ！)』
………この人には怒ってますが！！！！
大｢すーばるくぅん！！！もう！！｣
カウンターでタバコを咥えたまま、ケタケタ笑うこの店長。悪魔だ…
大｢Aちゃん、ごめんなあ…ホンマにごめんなあ…｣
『もう…怒ってません、私も、悪いし…』
大｢ううん、これからは気をつけるな。｣
ぽんって手を頭に乗せて、一つにまとめた髪をするっと撫でた。
『……〜っ！』
私の部屋で近くにいた感覚が呼び起こされ、それ以来触れられることのなかった手に大きく反応してしまった。
…私、ほんっとおかしくなっちゃうよ…忠義くん…
渋｢けっ。｣
大｢A？お店の看板の電気付けて、OPENの看板もひっくり返してきてくれるかな？｣
『は、はいっ！』
階段を登って、肌寒い夜風に当たって、ペチっと頬を叩いた。
仕事は仕事っ…！！切り替えなくちゃ！！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_____
一方。
大｢なあ…すばるくぅん、ほんま勘弁してやぁ〜｣
渋｢そんな事よりいちゃいちゃすなよ！！｣
大｢はぁ？！いつそんなんした！？｣
渋｢接触すな！仕事中お触り禁止や！！なんやあのヤラシイ手つきは！！！おっちゃん許さん！｣
大｢ひねくれてるだけやん！！うざ！｣
渋｢だまれ！！はよあいつに教えるもん教えてコンペの準備……｣
カランっ
『OPENしましたっ！！』
大｢…すばるくん、その話は後で。｣
渋｢……すまん。ほな、裏行ってるから、何かあったら呼んで。｣
『ん？』
大｢あ、ありがとう。今日はお客さん来るとええな。復習もしよな！｣
『はい！あと、丸山くんの誕生日の打ち合わせも！』
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mi(プロフ) - 初めまして！最近久々にこちらの小説一気見してキュンキュンしています笑大変だとは思いますがいつか続きが読めるのを楽しみにしています！！ (2021年11月29日 21時) (
レス) @page19 id: 42834d4952 (このIDを非表示/違反報告)
ちしる(プロフ) - s21203さん» s21203様。コメント嬉しいです、ありがとうございます！長期にわたり放置でごめんなさい！そしてホーム画面に置いていただけてるなんて！感謝ですっ！本当に書くのが辛くなってましたが、コメントを頂いて励みになりました。更新がんばります！ (2020年6月5日 2時) (レス) id: 03790132e1 (このIDを非表示/違反報告)
s21203(プロフ) - はじめまして！去年から見させてもらってます。ホーム画面にいれて更新を心待ちにしています。色々なことが∞にもエイターにもありましたね。みんなで∞を信じてついて行きましょうね！そして、続きが気になりすぎます！笑大変だと思いますが更新頑張ってください！ (2020年5月28日 15時) (レス) id: 86aa033779 (このIDを非表示/違反報告)
ちしる(プロフ) - chon.tさん» chon.t様。コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。これからもご愛顧よろしくお願いします！ (2019年11月18日 14時) (レス) id: 0a8d5cbd04 (このIDを非表示/違反報告)
chon.t(プロフ) - ずっと復活待ってました！いろんなことがあって混乱して大変だと思いますがこの作品見てる方もきっと同じ気持ちなんで、お互い助け合って頑張りましょ！楽しみにしてます (2019年11月17日 11時) (レス) id: fcce88cba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちしる | 作成日時：2019年11月7日 15時
