テラス席の彼。(緑) (ページ39)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:238,613 hit

39杯ページ39

.

『こんな若くて綺麗な方なのに、オーナーさんって凄いですね‥‥』

綾美「えー！若くて綺麗な美人なお姉さんですって？！嬉しい～！お名前は何ていうの？！」

渋「美人は言うてへんやろ」

『あっ、Aって言います‥‥！』

渋「無視すなよ‥‥！！」

綾美「名前まで可愛い～！私は綾美！好きに呼んでね～！
気に入ったわ！いつでも来てね！私も行くからね～！」

大「はぁ‥‥今日も勢いえげつな‥‥」

渋「しゃーない、こうなったら止められん」

綾美「そこ2人？何て？」

大渋「「いえ、なんもないっす‥‥」」

綾美「じゃーまたね！Aちゃん！

(こそっ)忠義のこと好きなんでしょ？応援してるっ！」

『え！？！』

綾美「じゃーね！いってきまぁーす！」

.

渋「台風去ってったわ。あー怖。」

大「Aちゃんごめんなあ？うるさかったよな？何か変な事言われた？」

『あ、大丈夫です‥‥！！！はい！』

なぜ？あの短時間でバレた！？！
そんなに顔に出てたのかな！？カクテル作ってる時に見すぎたのかな！？

大「？？あ、ほら、カクテルぬるくなっちゃうし、飲み？」

『あ！ほんとだ‥‥！いただきます‥‥！』

焦って冷汗をかいてた身体を、カクテルで冷ました。

.