テラス席の彼。(緑) (ページ20)

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20杯ページ20

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丸「Aさんなら大丈夫ですって～！Aさんの接客って、本当丁寧で～いつも笑顔で～お客さんとの距離感が上手で～ほんで～」

『ちょ、ちょ！そんなに褒めても何も出ないよ？！何が欲しいの？！』

村「でた～丸の天然タラシ～」

横「そーやって天然で女の子褒めて大学で告られまくって肝心な好きな子に疑われるんやろ？笑」

丸「かーーーーーーー！！痛いとこ突いてきますねぇ！！！」

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4人の共通点のお酒が引き金となり中々の盛りあがりだ。
そんな私もお酒が好きで、飲みに行けない日は1人で晩酌するほどだ。
丸山くんも、アルバイトを始めてから村上店長と横山さんにお酒を教えこまれて飲めるようになったらしい。

村「お、もうこんな時間かいな！4人で飲むん久しぶりやったから中々話し込んでもたな！丸明日遅刻すなよ？！」

丸「おまかせあ～～れ～～～！！」

横「不安やwww俺も早めに行くわwww」

村「頼むわ！ほな、出よか～！」

『はい！村上店長ごちそうさまでしたっ！』

村「おー！今日はええ話聞けたしな！安いもんや！」

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こんなに気を張らずに楽しく飲むお酒は本当に美味しい。前の職場の飲み会ほど楽しくないものは無かった。そんなせいで楽しめず、1人で飲み歩く機会が増えてお酒が好きになったので結果オーライではあるが。

『では、また明日～！！おやすみなさい～！』

村「おー！また明日なー！がんばれよー！」

横「応援してるで、ほなな。」

丸「Aさんのダーリン！早く会いたいですわ～ん♡」

『もう！！やめてよ！！』

皆さんに見送られて改札に入る。

『(今日は濃い一日だったな‥‥明日からも頑張ろ‥‥)』

次いつ会えるか分からないお兄さんに思いを馳せて、イヤフォンを着けてお気に入りの曲を流しながら目を伏せた。

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