ひとつ屋根の下Part5

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＿＿＿＿ﾌﾟﾙﾙﾙ....ﾌﾟﾙﾙﾙ....



しめ) ちゃかちゃん、どうした？


元太) しめ！！助けて！ちゃかが


しめ) わかった、すぐ行くから大丈夫



3人が一緒にいるようになってから1ヶ月くらい経ったある日の事だった。ちゃかが結構大きめの発作を起こして、焦る元太から呼び出しがあった



＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ



しめ) ちゃかー聞こえる？


宮近) ｲﾀｯ.....ﾊｧｯ...ﾊｧｯ......


元太) どうしようしめ、ちゃかが.....ｸﾞｽｯ.....


しめ) 元太は1回ベット戻ろっか、


元太) うん.....ｸﾞｽｯ....


しめ) 大丈夫だから、泣かなくていいよ



今日はまつくは学級に行ってていなくて、ちょうどそばにいたのは元太だけ。それに最近は調子よさそうだったから発作を見たのは初めてみたい。



しめ) 大丈夫、もう先生来てくれたから


元太) でも.....ｸﾞｽｯ....


しめ) びっくりしちゃったね


元太) ちゃか.....死なないよね.....ｸﾞｽｯ....


しめ) 死なないよ、大丈夫



目の前で大切な友達が苦しみ始めたら誰もがきっと不安になるし、驚くに決まってる。それにここにいる子達はまだまだ子供で、怖いはずだよね



＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ



松倉) ただいまー、あれ？ちゃかは？


しめ) 授業終わった？体調は？


松倉) 大丈夫、元太どうして泣いてるの？


元太) ちゃかが.....ｸﾞｽｯ......


しめ) さっき発作起きちゃって、今処置室


松倉) そっか......最近調子良かったのにね



もちろん何度もそんな様子を目にしたことのある子でも、友達が苦しいと気持ちが沈むようだ。



しめ) 大丈夫って信じてあげてね


元太) うん.....わかった.....



俺たちにできるのはそれくらいだけど、信じてあげないと



いつか元気に、この小さな世界を飛び出す日が来るって

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