ひとつ屋根の下Part5

はんぶんこ (白 × 桃) ページ31

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リクエスト作品


川島如恵留×七五三掛龍也

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しめside



＿＿＿＿ｶﾞﾁｬｯ



しめ) こんにちは！


川島) 今日もわざわざありがとうございます


しめ) 体調大丈夫ですか？痛みとか


川島) 今日は割と調子いいかな


しめ) 良かったです



短大を卒業して何となくで就いたヘルパーの仕事。初めての利用者さんは俺の1つ年上。勉強熱心で仕事にも一生懸命。



今日も玄関を開ければベットの上から小さく手を振ってくれてる。本当にどこまでも優しい人だ。



しめ) 今日もお仕事ですか？


川島) うん、まぁ大したことしてないけどね


しめ) あんまり無理しないでくださいね


川島) そういうしめも忙しそうだけど


しめ) 俺は大丈夫ですよ、昨日もオフだし



初めは川島さんって呼んでたけど堅苦しいから下の名前で呼んでって頼まれて今はのえるって呼んでる。



川島) 僕が一人暮らしするなんて言わなきゃね


しめ) いいんですよ、自分のしたいことすれば


川島) 心強いなー僕のヘルパーさんは


しめ) そのために俺はいるわけだし


川島) ほんとに、頼りにしてます！



のえるは他の利用者さんとは違ってちょっと特殊な例。助けてくれる家族や友達がいないなんてことはなくて、自分から自律するために一人暮らしを始めたらしい。



持病のある彼にとって、1人で暮らすなんて勇気のいる決断だったと思う。そんなのえるのために少しでもできることをしたい。そう思わせてくれるのはきっと彼が何事にも一生懸命だからだと思う



しめ) ご飯少しだけ作り置きしますね


川島) いいのー？助かります！


しめ) あんまり上手とは言えないかもだけど


川島) この前のやつ、すっごく美味しかった


しめ) ほんとに！？ちょっと自信つきます！



他のヘルパーに比べたら未熟な自分をこんなに褒めてくれるのはのえるだけ。失敗しても笑顔で大丈夫って言ってくれるし、彼が弱音を吐いたとこなんて見たことないや

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