ひとつ屋根の下Part3

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翌日元太を幼稚園に送り出して仕事を早めに終わらせて病院に向かった。



＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ



川島) 最近無理してるでしょ、顔色良くないよ



そんな風に笑うのは俺の主治医の先生。きっとだけど無理しすぎって怒られるんじゃないかな



しめ) 最近毎晩軽い発作みたいになってて


川島) 本当は入院レベルだけど


しめ) 元太がいるから......


川島) そうだよねー困ったなー



先生はうちの事情も色々分かってくれてるから無理して入院とは言わないけど今回は渋い顔してた。まぁそれだけやばい状況なんだろうな。



川島) とりあえず強いお薬出しとくけど...


しめ) はい、ありがとうございます


川島) やばかったら救急車呼んでね


しめ) 分かってます！


川島) 我慢しちゃダメだからね



帰り際にしっかり念を押されて家に帰る。病院で貰った薬もいつもより何種類か多くなってて自分の体調の悪さを改めて感じる



元太を幼稚園に迎えに行って家に帰る。なんだか今日はご機嫌な元太は家に帰っても家中を駆け回ってる。



元太) パパー！あーそーぼー


しめ) いいよー今日はご機嫌ですねー


元太) パパもごきげん？


しめ) そうだねー、パパもかな


元太) パパにこにこだねー



ご機嫌な元太はお昼寝なしで遊び通して今日は夜もすんなり寝てくれそうだ。夜ご飯もいつもよりもりもり食べてなんだか絶好調だ。



元太) パパおくすり？


しめ) ちょっとねー


元太) パパかぜさん？


しめ) 風邪じゃないよー大丈夫


元太) だいじょーぶ？くるしいない？


しめ) うん、大丈夫だよ



元太はこう見えても周りがよく見えてて俺の異変にも気づきやすい。だからこそ隠すのが大変なんだよね。余計な心配かけたくないし不安にさせたくないからさ

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