ひとつ屋根の下Part3

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しめside



つい5分前のこと、夜の9時過ぎ電話が鳴ったと思えば病院からで如恵留が倒れたって知らせだった。なんとなくやばそうではあったけどまさかこんな大事になるとは思わなかった



＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ



しめ) 如恵留！大丈夫！？


閑也) しめちゃん先生.....ｸﾞｽｯ......


しめ) しず！大丈夫？


閑也) お父さんが.....ｸﾞｽｯ.....


しめ) 大丈夫だよ、もう先生来たからね



受付で場所を聞いて処置室に向かえば点滴が繋がって眠っている如恵留と静かに泣いてる閑也。なんとなく状況は察したけど、これはなかなか大変なことになったな。



しめ) しず、偉かったね


閑也) お父さんが.....ｸﾞｽｯ.....苦しいの....ｸﾞｽｯ...


しめ) もう大丈夫だよ、しずが助けてくれたね


閑也) もう苦しくない？大丈夫？


しめ) うん、ありがとね


閑也) よかった......ｸﾞｽｯ.....



不安そうに泣いてる閑也を抱き上げて背中を擦りながら声を掛けてあげれば安心したように抱きついてきた。不安な思いさせちゃったな。



川島) ....ん.......しめ......


しめ) 如恵留！分かる？ここ病院だよ


川島) 病院......あぁ.....ごめん.....


閑也) お父さん！だいじょうぶ？


川島) しず......ごめんね......



もうすぐ点滴が終わるってタイミングで目を覚ました如恵留は自分の置かれてる状況を色々理解してるみたいでごめんって謝ってきた。



しめ) しずが救急車呼んでくれたんだよ


川島) ほんとに？ありがとね、しず


閑也) 僕ちょっとだけね、びっくりした


しめ) しず、偉かったね


閑也) うん！お父さん元気になってよかった！



点滴が終わるのを待ってる間、閑也を抱っこしていればゆっくり眠りについた。今日1日本当にがんばったね。さぁここからは如恵留に尋問しなきゃね。ここは幼稚園の先生としてね。

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