ひとつ屋根の下Part3

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父side



プレゼンは大成功で仕事もやっとひと段落。時計を見れば18時半を指している。一息つく間もなく保育園にダッシュだ。



＿＿＿＿ｶﾞﾁｬｯ



川島) こんばんはーお迎えに来ました


しめ) 如恵留ちょっと静かにして！



保育園に着くと珍しくしめの腕の中でぐっすりな閑也。たくさん我慢させちゃったなって今更反省する。しめから閑也を受け取って抱き上げるけどいつもより少し重たく感じるのは僕も疲れてるからかななんて冷静になった。



閑也) ん.....おとーさん.....


川島) おはよ、お迎え遅くなってごめんね


閑也) ううん、大丈夫だよ


川島) 明日はお父さんとおやすみしよっか


閑也) うん！嬉しいねー



背中で嬉しいなって喜ぶ姿を見ると今まで我慢させすぎたことに申し訳なさを感じる。自分も仕事でいっぱいいっぱいになってたな。



家に帰ってご飯を食べてお風呂からでると今週1週間の疲れがどっと体にきてふとした時にふらっと立ちくらみがする。あっ、これやばいやつかもって思い始めた時は遅かったのかな。



閑也) おとうさん....大丈夫？


川島) ん？大丈夫だよ


閑也) お父さんもベット行く？


川島) うん、そろそろ寝よっか



ソファーで横になってると閑也が顔を覗いてくる。今日は一緒に寝れるって喜んでるし移動したいところなんだけどちょっとしんどいかも



閑也) おとーさん！一緒に行こ？


川島) うん......行こっか.....



立ち上がると同時に少し酷めの目眩に頭痛。



＿＿＿＿ﾌﾗｯ



足に力が入らなくなってそれと同時に床に打ち付けられる感覚。閑也の声が聞こえるけどだんだんその声が聞こえなくなってそのまま意識を失った。

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