160ーアーティストと甘えん坊 ページ10
ソウルコンサートの日。
私も見に行かせてもらえることになって、恐縮しながらも楽しませていただいた。
アンコールが終わったら、急いで帰宅。楽屋に行ったりしたら、きっといろんな人が出入りしているから、誰に見られるかわからない。
なので、急いで帰って夜ご飯の準備。
ジュナが帰ってくる頃にちょうど出来上がるように。出来立てを食べてほしいからね。
NJ「ただいまー!」
「おかえりー!」
玄関で迎えると、会場でシャワーを浴び終えたようで、ふわふわとシャンプーの香りを漂わせて帰ってきた。
むぎゅっとハグをして、手を繋いでリビングまで連れて行く。
ちゅっとポッポをしてから、ジュナは手を洗いに行った。
キッチンに立っていると、鼻歌を歌いながらナムジュニがやってきて私のことを後ろから抱きしめた。
「んふ、んふふっ。コンサート全部終わったね。お疲れ様でした。」
肩にジュニが顔を乗せて、私の顔に頬ずりしてくる。
「ふふふっ」
ステージでかっこよく、まぶしいくらいに輝くアーティストの姿だったけど
ここではもう少し穏やかな柔らかい光を纏う、優しくてちょっと甘えん坊のナムジュン。
「ステージのRMも、お家のジュニもどっちも大好き」
するりとエプロンの紐が引っ張られて、緩くなった隙間から腕を通されて抱きしめ直してくれる。
デニム生地のエプロンは厚みがあってぬくもりを感じにくいから直接ハグしたい、と前にもやられたことがある。笑
「もうできるよ、食べよ?
…それか、疲れてるだろうからもうお風呂入って寝る?」
ふるふる、と頭を横に振るのでご飯は食べるみたい。笑
「味見する?あーん?」
NJ「あー……うんっ、最高」
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哺乳瓶(プロフ) - 更新ありがとうございます!大好きな作品なのでとても嬉しいです!ナムだけでなく夢主ちゃんも大好きです。これからも応援しています!いつでも待っています。 (7月2日 8時) (レス) id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 更新ありがとうございます。ずっと待ってました。相変わらず素敵な2人です。ナムジュンにはこうやってどこまでも癒して甘やかしてくれる人が必要だと思います。これからも更新楽しみにしています♡ (7月2日 5時) (レス) @page11 id: fb6a789fe4 (このIDを非表示/違反報告)
phvm2p59gm(プロフ) - 更新楽しみにしてました(^ ^)今回のお話も癒されます。ありがとうございます! (7月2日 0時) (レス) @page9 id: 7c1b2135d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グラス | 作成日時:2023年7月1日 20時