ヌナとヒョン（YG）2

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ユンギくんを見たあと、ちょこっと「ふふ」と




笑い声が聞こえて






その声の主であるジミンに、なに？と振り向いた。





耳元にグッとジミンの顔が近づいたのがわかる。







JM「僕と同じようにやってみて？





ヒョンに、あーんして？って。笑」









私は無言でジミンの肩をペシッと叩いた。








JM「なんで？簡単でしょ？笑」







「ジミンっ、飲み過ぎなんじゃない？」







JM「じゃあヌナも飲んだらできるんじゃない？」







そう言って今度はソジュのグラスを私の口元に強引に持ってきた。








「んっ、いやっ、こらジミンっ」







YG「何してんの？」







JM「あヒョン！ヌナがキンパ食べたいそうです！」







「あチンチャッ！ジミンっ…」







YG「え、キンパまだ食べてなかったの？」







…自分からお願いしたくせに、ユンギくんのパンマル素敵すぎない…？








「……」







黙っていたら、目の前にお箸で掴んだキンパを差し出してくれてるユンギくんがいて……








よりによってなんでキンパ！？







なんで好きな人の前で大きな口開けなきゃいけないのっ？







YG「いらない？」







私は、恐る恐る口を開けた……








が、やはり思いっきり開けられなくて、







口に入り切らず、崩れてしまったキンパが








ユンギくんの添えてくれていた手に落ちてしまった。









YG「ごめん、大きかったね。笑


おいし？」








そう聞きながら、ユンギくんは手の上の崩れたキンパをパクッと食べた。








私は口元に手をあてながらもぐもぐするのに必死だった。






「…っ、ユンギくん、手汚しちゃってごめん…」







YG「ん、大丈夫」







TH「ヌナっ、今度はヒョンにあーんしてあげなきゃ」








「…ユンギくんは…どれが食べたい？」

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