34匹目 ベルモットside ページ35
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『いち早く取り返しなさい。ベルモット』
ベルモット「…ok.Rum」
彼女“Russian”の行方がわからなくなって時が経ってしまった
ボスやRumから私たちへ催促がされる
ベルモット「彼女は一体どこへ…」
彼女が警察に保護されたところまで掴んでいる。
しかし、その詳しい情報が何一つ降りてこない。
これだけ探しても手がかりがないということは…もしかしたら日本の警察とFBIが手を組んだってことも考えられるわ
そうなると厄介ね…
ベルモット「…ルシアン……」
大丈夫かしらあの子…
外の世界は初めて聞くもの初めて触れるもの初めて食べるものばかり…
私やジンは彼女がとても小さな頃から知ってる。
あの子を育ててきた…
もちろん組織の命令ではあるけれど…
彼女を私は愛していた。
今回彼女が外の世界に触れられることに少し喜びを感じているわ
彼女にとって私たちは箱に閉じ込めた恨むべき相手なのかもしれない
けれど…私が願うのは彼女の幸せ。
彼女は組織の重要核…
このまま野放しにする訳には行かないけれど
この一時だけ…彼女を自由に生きさせたい。
ベルモット「でも居場所が分からなければ…あなたを守れない」
「焦っているみたいですね、…あなたが珍しいですね」
ベルモット「!!…バーボン」
バーボン「僕ならお力になれると思いますが?」
ベルモット「聞いていたのね…本当、隙を見せられないわね」
バーボン「明らかに組織の様子がおかしかったので、探りを入れさせてもらいました。もちろん…彼女のこと教えてくれますよね?」
ベルモット「…はぁ…仕方ないわ。それじゃあ代わりに…
…この件が終わったら、その記憶消させてもらうわ」
バーボン「なるほど。分かりました、構いませんよ」
話は別の場所で、と彼の車に乗り込んだ。
まずいわね…警戒が甘かった、私の落ち度だわ。
でもいい機会だわ…バーボンは組織でも頭脳派、
利用させていただくわ。
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ミニトマト - こーしん、,,待ってます (2022年6月9日 17時) (レス) @page33 id: da4daeacca (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - ボクっ子ですか? (2022年5月9日 0時) (レス) @page3 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - この小説が面白くて楽しく拝見させて頂いております。好きで応援しています!頑張ってください! (2020年6月9日 21時) (レス) id: b3cc4296f4 (このIDを非表示/違反報告)
あられ猫(プロフ) - 三月の糸姫さん» そんなことないですよ笑今後もよろしくお願いしますね!! (2019年8月20日 0時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - やっぱり面白い!!ルシアン好きです!! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あられ猫 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年8月18日 21時