3匹目 灰原side ページ4
「変な夢ぇ？」
灰原「ええ」
次の日私は夢でのことを江戸川コナンに話した。
それは黒の組織と関係があるかもしれないから…
コナン「でも、その白い髪の子供の夢がなんで組織と関係あると思うんだよ。気がかりなのは《みつけた》って言葉だけだろ」
灰原「……」
コナン「なんかあるのかよ？」
灰原「思い出したのよ…組織にいた頃に聞いた噂をね」
コナン「！噂？」
灰原「ええ…それは組織の《眠り姫》と呼ばれるメンバーがいるということ。会ったことは無いけれど…彼女はとにかく美しいって」
コナン「どっかのおとぎ話みたいな噂だな」
灰原「……彼女はわたしのいた研究所の地下に居たわ。そこは誰も入ることができない場所で…厳重に守られていたわ」
コナン「ってことは、そいつは組織にとっえすげぇ大事なやつってことか？」
灰原「おそらくね」
もし本当にわたしがここに居るとバレていたら…
見つけられていたら
私の周りの人達みんな…ｯ
ここから出ていくべきなの？
私はもうここにはいられないのかしら…
もう誰も傷つけたくはないのよ…
コナン「まぁ安心しろよ、灰原。…なんかあった時は守ってやる。」
灰原「もし彼女が動くのだとしたら…危険よ」
コナン「…わかってらァ。これから気をつけろよな」
灰原「…えぇ」
コナン「それと…その《眠り姫》のコードネームってなんだよ？」
灰原「さぁね。わたしも知らないわ」
阿笠「新一、哀くん。元太くんたちが来たぞ、そろそろ出発じゃ！」
コナン「あぁ！今行く！」
灰原「………」
コナン「信じろよ、灰原。…ほら、行くぞ！」
灰原「………ええ」
信じていないわけじゃない…
だけど怖いのよ。
組織がもう、動いてる気がして
もしかしたらもう始まっているのかもしれない…そう考えると、手の震えが止まらない。
外に出たらもう…待ち伏せているのかもしれない。
もう誰か殺られているかもしれない。
わたしは、どうしたら
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ミニトマト - こーしん、，，待ってます (2022年6月9日 17時) (
レス) @page33 id: da4daeacca (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - ボクっ子ですか？ (2022年5月9日 0時) (レス) @page3 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - この小説が面白くて楽しく拝見させて頂いております。好きで応援しています！頑張ってください！ (2020年6月9日 21時) (レス) id: b3cc4296f4 (このIDを非表示/違反報告)
あられ猫(プロフ) - 三月の糸姫さん» そんなことないですよ笑今後もよろしくお願いしますね！！ (2019年8月20日 0時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - やっぱり面白い！！ルシアン好きです！！ (2019年8月19日 17時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ猫 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月18日 21時
