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26匹目 コナンside ページ27

訪問してみればその人は家を留守にしていた。


また今度話してみっか…

そう思いながら、隣の阿笠博士家に向かった。





灰原「あなた病院を出たあとどこに行ってたのよ…」



コナン「ちょっとな」



灰原「…今回は本当に危険よ。その好奇心でぐいぐい足を踏み入れて取り返しのつかないことになる前に手を引きなさい!いい?!これは…あなただけの問題じゃないのよ!!私だって…あの子たちだって…!!」



阿笠「まあまあ哀くん。」



コナン「現時点ではあやふやな情報しかない。…少しでも確信に迫らねえと…彼女が本当に記憶喪失なら利用させてもらう価値はあるだろ」



灰原「あなたねぇ!!」



コナン「このまま逃げ続ける訳には行かねえだろ。彼女が本当に“眠り姫”って呼ばれて“Russian”ってコードネームの組織のメンバーなら、確実に奴らを潰せる」





灰原が余計に顔をくもらせる。





コナン「まだ憶測の段階だし…彼女が組織の一員じゃない可能性だってある。まあまだなんとも言えねえけどな

とりあえず彼女の記憶がない以上、何もしねえから安心しろって」



灰原「……勝手にしてちょうだい。ただし…私を巻き込まないで」





灰原は呆れたため息を着いて、寝室へと行ってしまった。


悪いな灰原。



こんなチャンス二度と来ないかもしれない

俺とお前を元に戻すことだって出来るのかもしれない




この姿のままいる訳にも行かないだろ。





阿笠「哀くんの気持ちも分かってやるんじゃぞ新一」



コナン「ああ…」





この戦いに決着をつけてやるさ。

俺たちの憶測が正しければ、彼女伝いに奴ら組織のボスを拝める





阿笠「だがしかし、これからどうするんじゃ?」



コナン「そうだな…とりあえず彼女が記憶を取り戻すために動くよ。ほかに何か組織に関係する記憶が断片的にでも思い出すかもしれないしな」



阿笠「今わかっているのは“Russian”という言葉だけ、じゃな」



コナン「あぁ、あとは組織の上層部が何かを探してるってことだけ。…おそらくそれは組織の最重要機密“眠り姫”と呼ばれるメンバー」





そういや、眠り姫って呼ばれる所以はなんなんだ?

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ミニトマト - こーしん、,,待ってます (2022年6月9日 17時) (レス) @page33 id: da4daeacca (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - ボクっ子ですか? (2022年5月9日 0時) (レス) @page3 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - この小説が面白くて楽しく拝見させて頂いております。好きで応援しています!頑張ってください! (2020年6月9日 21時) (レス) id: b3cc4296f4 (このIDを非表示/違反報告)
あられ猫(プロフ) - 三月の糸姫さん» そんなことないですよ笑今後もよろしくお願いしますね!! (2019年8月20日 0時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - やっぱり面白い!!ルシアン好きです!! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あられ猫 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年8月18日 21時

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