2匹目 灰原side ページ3
気がつけばあたりは1面真っ黒で
何も見えなかった。
灰原「誰か!!…誰かいないの!?」
叫ぶけれど声はどこまでも遠くに消えていった。
ここは一体どこなの…?
寒い。
怖い。
何故かしら…手が震えている。
「……_______」
灰原「!…江戸川くん?!」
何かの声が聞こえて、私は声のする方に振り向いた。
だけど
そこには誰も居なかった。
なんなのかしらね…鳥肌が止まらないわ。
灰原「!!」
あたりをもう一度見回すと、
そこには白い髪に白いワンピースを来た女の子
ちょうど同じくらいの身長で
下を俯いている。
灰原「…………」
「…………」
なんなの…この子。
不気味だわ……。
その子は下を向いたまま動くことは無い。
灰原「あなたは、誰なの…?」
その子からの返答は無かった。
これは夢……
一体これはなんの夢なの?
私に何か知らせようとしているの?
「……ふふ」
灰原「!!!?」
「みーつけた」
______________
________
____
_
灰原「ハッ!!!!!!!!!!!」ガバッ
気がつくと、私は夢から覚めていた。
時計の針は真夜中の2:10をさしていて
隣のベッドにはスヤスヤと眠る博士がいた。
灰原「はあっ…はあっ…はあっ」
なぜかしら、息が上がっている。
それに汗もかなりかいている
なんだったのかしら…あの子は…
《みつけた》そう言っていた…
あの子はそう言って微笑んだ。
その笑顔が脳裏に焼き付いて…離れない。
灰原「……疲れてるのかしら」
コップ一杯の水を飲み干し、私はまたベッドに潜った
あの子が一体なんだったのか
そしてどんな意味があったのか
《みつけた》という言葉の裏に見えたのは
____黒ずくめの組織。
灰原「まさか、…ね…」
ただの夢よね
きっとそう
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ミニトマト - こーしん、,,待ってます (2022年6月9日 17時) (レス) @page33 id: da4daeacca (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - ボクっ子ですか? (2022年5月9日 0時) (レス) @page3 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - この小説が面白くて楽しく拝見させて頂いております。好きで応援しています!頑張ってください! (2020年6月9日 21時) (レス) id: b3cc4296f4 (このIDを非表示/違反報告)
あられ猫(プロフ) - 三月の糸姫さん» そんなことないですよ笑今後もよろしくお願いしますね!! (2019年8月20日 0時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - やっぱり面白い!!ルシアン好きです!! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あられ猫 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年8月18日 21時