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13匹目 コナンside ページ14

安室「どうぞ、今日の余り物で作ったものですが。」


蘭「ありがとうございます、安室さん!」


安室「いえいえ(ニコ もしかして覚えていないですか?この食べ物のこと」


貴「えっと……」


コナン「これはね!サンドイッチって言うんだよ!ほら、こうに食べるんだよ」





俺は女の人の隣に座って、安室さんの作ったサンドイッチを手に取って食べてみせる。

女の人は俺の真似をして両手でサンドイッチを掴んで、そして口に運んだ。





貴「!」


コナン「美味しいでしょ?」


貴「………わからないけど、不思議…口の中に物がたくさん入ってて…なんだろう…不思議な感覚」




は?


何を言っているのか、よくわからない…。
その口調だと物を口に含んだことがないみたいな言い草だ。

食べ物なんて初めて食べたみたいな…

おかしい。

おかしいよな?


これはただの記憶喪失なのか?
記憶喪失なだけで食べ物を食べる感覚まで忘れてしまうことがあるのか…


女の人は俺達のそんな疑問にも気づかずに
サンドイッチを頬張る。

嬉しいのか?さっきより頬が少し赤くなってる




安室「サンドイッチ食べたことないんですか?」


貴「……わからない…」


蘭「きっと不思議な感覚って美味しいってことだと思いますよ!」


貴「おいしい……そうか…美味しいって言うんだね…」


蘭「はい!沢山食べてくださいね!」


貴「……おいしい…」




女の人はサンドイッチを2つ食べた。

そして、噛む度に「おいしい」と口にしていた…
どこか嬉しそうで
俺もサンドイッチを口にした。

その後食べ物の話をしたり
安室さん指導のもとサンドイッチを、作ってみたりした

意外なことに包丁を使って野菜を切るのはかなり美味かった。
何か料理教室に通っていたのかもしれない…



もし監 禁をされていたのなら、料理をさせられていた可能性がある





蘭「安室さん、今日はありがとうございました!」


安室「いえ、僕も楽しかったですよ!料理お上手そうですしまた一緒に作りましょうね(ニコ」


貴「…うん…」コクン


安室「それじゃあ、また!毛利先生、また伺いますね!」


毛利「おう、今回ばかりは協力頼むぞ」


安室「もちろんです、毛利先生の助手ですからね」


コナン「ばいばい安室さん」




安室さんは手を振りながら、帰っていった。

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ミニトマト - こーしん、,,待ってます (2022年6月9日 17時) (レス) @page33 id: da4daeacca (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - ボクっ子ですか? (2022年5月9日 0時) (レス) @page3 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - この小説が面白くて楽しく拝見させて頂いております。好きで応援しています!頑張ってください! (2020年6月9日 21時) (レス) id: b3cc4296f4 (このIDを非表示/違反報告)
あられ猫(プロフ) - 三月の糸姫さん» そんなことないですよ笑今後もよろしくお願いしますね!! (2019年8月20日 0時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - やっぱり面白い!!ルシアン好きです!! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あられ猫 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年8月18日 21時

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