11ページ ページ12
Aside
静かだった。
家の中、すごく静か
なんか音楽つーけよっと〜
私は大好きなHoneyWorksを流す
もちろん大きな音で！！
ハニワを聞けば、自然と笑えるし！！
貴「…………」
てか、明日も英ちゃん朝練とか笑
忙しすぎるでしょ！
まぁさすが強豪校だわ！！
〜〜翌朝
ﾄﾞﾝｯ
貴「ふがっ！！！」
いきなり枕を顔面にくらって
起き上がる
貴「あ、おは〜英ちゃん！」
国見「寝ぼけてないで、早く着替えて」
貴「はーい」
英ちゃんはいつもみたいに、下のリビングの方に行ってしまった
あーあ！今日も始まっちゃった！
わたしの楽しいJKライフが！！
貴「おまたせ〜」
国見「早く行くよ」
貴「おー！」
国見「朝からくっつかないで、暑い」
貴「昔は手ぇ繋いでくれてたじゃん」
国見「今は今」
先に歩いていく英ちゃんを
わたしは駆け足で追いかける。
貴「あ…」
国見「なに？」
貴「か、かかか傘！！！！！」
国見「？……あぁ及川さんの」
貴「……わたし取ってくる！！」
返さなきゃ……！！
返してちゃんとお礼言うんだ！！
昨日のことも…3年前のことも…
会いたいな…
及川、徹さん……
負けるな自分
頑張れ自分っ
絶対話すんだ
話してありがとうってそれだけ、伝えるだけ…！
がんばれ、わたし！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あられ猫 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月2日 22時
