とりあえず【伊沢拓司】 (ページ9)

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9問目！ページ9

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「まあとりあえず今日はお開きにするかー」

「じゃお疲れ様でした、」

「川上はや！！！」

あの後動画をもう一本取り終え、そろそろ終電の時間なのでみんな帰る準備を始めた。

「Aちゃん！」

『須貝さん！どうかしました？」

「家どっち方向？」

同じ方向だったら送ってくよ、と優しさしかない須貝さんに家がある方向を教えるも須貝さんの家とは真反対。

「そっちかー、あ、じゃあ！」

「伊沢くん伊沢くん」

マックブックを丁寧にリュックに入れている伊沢さんを手招きする須貝さん

「伊沢くんとAちゃん家同じ方向だからさ、送ってってあげなよ」

『え』

「あ、いいっすよ」

『え』

「じゃ、俺先に出るね～今度一緒に実験しよ！」

ばいばいと手を振りながら歩いていった須貝さんに待ってと手を伸ばすが届かずドアが閉まってしまい、伊沢さんと二人きりになってしまった。

『(この状況はやばいって)』

「よし！お待たせ俺たちも帰ろう」