とりあえず【伊沢拓司】

8問目！ ページ8

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「ナンパ？」

「そうですナンパ」

「ナンパ…」

「それで？」





伊沢さんが私をチラッと見てこうちゃんに聞く。




「僕が助けたんです！」

「うっそだ〜」

「こうちゃんには無理やん絶対」




仮面ライダーにでも変身したの？と真顔で言う須貝さんに、夢の話じゃね？と笑う伊沢さん。







「ほんとですってば！！！！」


『ふ、仮面ライダー、やばい面白い』


「Aも笑ってないで肯定してよ！」





本当です本当と言うが仮面ライダーに変身したこうちゃんを想像してしまいお腹が痛い。へーんしんしたこうちゃんやばい。



「まあまあ、話聞こうよ」



それで、どうやって助けたの？と優しく聞くふくらさん。やっぱりママでした。






「そりゃあ、まあ、お巡りさんなんですけど…」

『あの人達怖かったもんね』




手とか引っ張られて大変だったんですよーとこうちゃんのおかげで今は笑い話だが、一年生の時は男の人が怖くてしょうがなかったけど







『まあ、今でもナンパは怖いですけどね…』


「よくされるの？」


『たまに…、？』





モテモテじゃんAちゃんすごいな。と伊沢さんに褒められた(?)







「でも、今度からは仮面ライダーだけじゃなく他の人もいるからね」

「須貝さんもいるからね！すぐ飛んでくからわかった！？」

「須貝さんがナンパしそうやな」

「確かに」



『それは全然大歓迎なんですけどね』


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