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22話目！ ページ22
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伊沢さんが帰ってくると同時にパタンと本を閉じてこっそり私のカバンの中に隠してくれるふくらさん。好きです。
「あ、おかえり。ずいぶん買ってきたね」
「ちょっと、買いたいもん色々あって、須貝さんどうしたんですかこれ」
『笑い疲れです、ですよね！』
と須貝さんをみると呼吸は乱れながらもいつものナイスガイポーズ。
『大丈夫です！いつもの須貝さんです！』
「ところで、なんでいるの？」
わたしと須貝さんを交互に見ながら言う伊沢さん
『えっ、と、』
「研究に没頭しすぎて終電逃したからであります！」
少し咳き込みながら答える須貝さんに慌ててお茶を差し出す。
「それでここ泊まると」
「いや〜急ですまん、時計見てなさすぎた」
『いや、私も見てなくて』
「いや泊まるのはいいんだけど、」
ね、ふくらさんとふくらさんの方を見て首を傾ける伊沢さん
「布団がない」
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作者名：朝日 | 作成日時：2019年2月23日 1時
