とりあえず【伊沢拓司】 (ページ18)

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18話目！ページ18

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じゃあ明日駅まで迎えに行くから、駅に10時ぐらい！と電話での約束をし、10時5分前に駅に着いた。

「あ、Aちゃんこっちこっち」

『須貝さん！早いですね』

「五分前行動だよ」

『奇遇ですね、私も五分前行動してました』

そんなに、今日楽しみだった？と須貝さんがにやにやしながら聞いてくる

『須貝さんの研究すごいから…！！』

そりゃ結構！と笑いながら案内をしてくれる須貝さんに一生懸命着いて行く。

「ここだよ、どーぞ」

須貝さんの研究室に着き、中に入ると、黒板にはたくさんの法則が書かれていたり、机の上にはレポート用紙がたくさん置いてあった。

『わあ…』

ここで、須貝さんは研究をしていて、あんなにすごいことをしているんだ。

『すごいですね…』

「そ？他の人たちの方が凄いからもっと頑張んなきゃだよ俺なんて」

たくさん本が積まれている場所をみて、んー、と何かを探している須貝さん。

『何探してるんですか？』

「お、あった」

グッと積まれている本の下の方から一冊の本を引っ張り出して、積まれていた本が崩れるも、気にせずこちらにそれを持ってくる。

「はい」

『え？』

「これ読みな」

と渡された本は「異性を落とせるテクニック10」という本。