検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:68,872 hit

17話目! ページ17

.



「ふくらさん」

「編集したままでいいから聞いて」





わかったどうぞ、とパソコンから目を離さず俺の話を聞いてくれるふくらさん。有難い。




「昨日、Aちゃんと帰ったんだけどさ」


「うん」


「俺、Aちゃんに好きになりそうですけど、って言われたんだよね」


「……」





ピタッとパソコンを動かす手を止めてこっちを見るふくらさん


「というと?」


「いや、告白されたとかじゃなくて、」




ノリ?と笑いながらいうと、は?と冷たく返される。




「たぶん、ぽろっと思ってたことでちゃったんだと思う」





その前に俺がモテそうって言われて、それで、と説明をする。





「…それで、伊沢はどうしたの?」



「恋人はいらないかなって言った」



「じゃあいいじゃん別に」





なにを相談?とパソコンの方に目をずらすふくらさん。






「なんか、わかんないけど、頭から離れなくて」





『私なら好きになりそうですけど』って言葉が





「恋人いらないって言ったの後悔してんだよね」




「…珍しいね、そんなに焦ってんだ」




「ただ後悔してるだけだよ」




そんな、好きとかないと思うし。

18話目!→←16話目!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (99 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
379人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , 伊沢拓司
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朝日 | 作成日時:2019年2月23日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。