14話目! ページ14
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「ところでAちゃん」
『はい?』
「課題してるとこ悪いんだけど、」
ふくらさんから急に話しかけられて、持っていたペンを置いて話を聞く
「今日デビューです」
『え』
「動画の」
ススス、と目線を課題にずらしてペンを持って課題をやり始める。
「はい少しだけ没収な」
ずっとやってたって頭に入んねーだろ、ちょっとは休憩しなよ、と課題が全部伊沢さんの手に渡る。
『本当に取るんですか、』
「うん」
ふくらさんの屈託のない笑顔に押し負け、渋々出ることに。
『ライターの相澤です!……よし』
あ、あ、と発音してから須貝さんに目線をやると
「Aちゃんもナイスガイから入る?」
『……川上さん、今気持ちがわかりました…』
「でしょ」
『そんな、勇気でない…』
動画が始まり、伊沢さん、川上さん、須貝さんが挨拶をした後
『はじめまして、ライターの相澤です』と
挨拶を終えたのだが、隣の須貝さん、伊沢さんの目線に負け、
『な、ナイスガイの、相澤…です』
川上さんに可哀想な目で見られた。
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作者名:朝日 | 作成日時:2019年2月23日 1時