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12話目！ ページ12
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あの後、電車に乗り伊沢さんと同じ駅であることが発覚しズルズルと家まで送ってもらってしまった。
『あの人のことは好きになっちゃダメだ』
私の家を後にして帰っていく背中をみて、そう思った。
『でも、そー思ってる時点で負け？』
『恋人作る気ないって』
なんだそれ、よくわかんない。
でもまだ私は伊沢さんをそーいう感情で好きになってない。
『なっちゃダメなっちゃダメ。』
それを頭に叩き込みながら今週提出しなきゃいけない課題に手をつけるも、全然頭が動かない。
『あーーー、ダメだ。できない、全然わかんない』
『もうわかんない』
そのまま私は寝落ちをして、翌日2限から大学に行くことになり、こうちゃんに今日なんか化粧薄いねとバカにされた。
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作者名：朝日 | 作成日時：2019年2月23日 1時
